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=== ほうがく ===
 
{| class="toccolours floatright" style="text-align:center; border:1px #aaa solid;width:400px;height:300px;"
|+ style="font-size:1.1em; font-weight:bold;" | ほうがく
|-
| style="width:20%;font-size:90%;" |
| style="width:20%;font-size:90%;" |
| style="width:20%;font-size:1.4em; font-weight:bold;" | きた
| style="width:20%;font-size:90%;" |
| style="width:20%;font-size:90%;" |
|-
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|
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| style="font-size:1.4em; font-weight:bold;" | にし
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| style="padding:8px;" | [[ファイル:RoseVents.svg|60px|+]]
|
| style="font-size:1.4em; font-weight:bold;" | ひがし<br><br><small>あさ に たいよう</small>
|-
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|
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| style="font-size:90%;" |
|-
| colspan="5"|
|-
| style="font-size:90%;" |
| style="font-size:90%;" |
| style="font-size:1.4em; font-weight:bold;" | みなみ
| style="font-size:90%;" |
| style="font-size:90%;" |
|}
 
あさ に たいよう が のぼる ほうがく(方角) を <big>ひがし</big>(東) と いいます。
 
ゆうがた に たいよう が しずむ ほうがく(ほうがく) が <big>にし</big>(西) です 。
 
 
あなた が ひがし を むいたときに 、 みぎ がわ が <big>みなみ</big>(南) です。
 
あなた が ひがし を むいたときに 、 ひだり がわ が <big>きた</big>(北) です。
 
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== いろいろ な しごと ==
 
=== のうか の しごと ===
スーパーマーケットや、八百屋(やおや)さん、それに朝市(あさいち)などでは、野さい(やさい、野菜)や果物(くだもの)が、売って(うって)ありますね。野さいは植物(しょくぶつ)ですから、小さいたねから、そだてます。
 
お米や、やさいや、くだものを、売るために、これらの作物(さくもつ)を、たくさん育てる仕事(しごと)を<big>農業</big>(のうぎょう)といいます。農業で、ではたらく人たちを<big>農家</big>(のうか)といいます。
 
おこめをそだてる農家の土地を、<big>田</big>(た)といいます。
 
やさいやくだものをそだてる農家の土地を、<big>畑</big>(はたけ)といいます。
 
田や畑など、作物をそだてている土地を、<big>農地</big>(のうち)といいます。
 
農家の人たちが どんな仕事(しごと)を しているか、 まなんで いきましょう。
 
農家(のうか)の仕事(しごと)を、説明します。
 
まず、畑(はたけ)での、仕事(しごと)を、せつめいします。
 
まず、農家には、農地(のうち)という、作物をそだてる土地が必要です。この土地は、土(つち)が、おもてに、でていなければなりません。
 
農家の人は、畑の土を、たがやします。
 
そして、作物の種(たね)を、畑に、まきます。
 
種をまいてから、作物が、できるまでは、雑草(ざっそう)をぬいたり、ときどき水(みず)をまいたり、肥料(ひりょう)をまいたりします。虫に、作物を食べられないようにするため、<big>農薬</big>(のうやく)や、虫よけの薬(くすり)をまくことも、あります。
 
作物(さくもつ)が 食べ物(たべもの) の ばあい、作物にまかれる農薬(のうやく)の量(りょう)や回数(かいすう)は、さいごに食べる人の、害(がい)にならないように、まく量や回数を、農家の人は、なるべく少なくします。
 
雑草(ざっそう)とは、作物(さくもつ)とは ほか の 植物(しょくぶつ)のことです。雑草(ざっそう)があると、栄養(えいよう)が、雑草(ざっそう)に とられてしまうので、雑草を ぬく必要(ひつよう)が あるのです。
 
 
[[画像:Greenhouse for rice.jpg|thumb|250px|right|ビニールハウス]]
[[Image:Greenhouse_for_strawberry.jpg|thumb|250px|right|イチゴを栽培(さいばい)するビニールハウス]]
 
* ビニールハウス
農家では、とうめいのビニールをつかった建物(たてもの)で、農地を、おおうことがあります。このような、農地をおおったビニールの建物(たてもの)を、 <big>ビニールハウス</big> と、いいます。
 
これは、農地を、あたたくするためです。
ほとんどの植物は、あたたかいほうが、そだちやすくなります。
 
また、植物が育つには、太陽の光が必要(ひつよう)なので、ビニールハウスは、とうめいでなければいけません。
 
透明(とうめい)なので、太陽(たいよう)の光が、つまり日光(にっこう)が、さしこみます。なので、農地は、あたたまります。
 
あたたまった まま 、 建物(たてもの)で おおわれて いるので 、 空気が 外に にげにくいので 、 さむく なりにくいのです。
 
 
ビニールハウスを使うことで、冬でも、ハウスの中が、あたたかくなるので作物をそだてることが出来ます。
ビニールハウスをつかうと、ハウスがない表の土地だと春からにしか作れない作物でも、ハウスの中で、冬に作ることができます。
なので、ハウスを使っていない他の農家が春に作るよりも、早く、冬に作物をハウス内で作れます。
 
 
種をまいてから、何ヶ月(なんかげつ)か、作物をそだてると、作物が成長して、商品にしてもいいぐらいになるので、作物をとります。この作物を売るために、作物をとることを、<big>しゅうかく</big>(収穫)と、いいます。
 
 
 
* 田(た)
{| class="infobox bordered"
|-
! style="background-color: lightgreen;"|いなさく(稲作)
|-
|[[ファイル:Oryza sativa Rice sprouts ja01.jpg|thumb|none|たうえ の あと の 水田(夏の はじめ ごろ)]]
|-
|[[ファイル:Ine inaho.jpg|thumb|none|いなほ(稲穂)。秋(あき)ごろ。]]
|-
|}
 
 
<big>田</big>(た)とは、<big>米</big>(こめ)を実らせる、<big>稲</big>(いね)という作物を育てている農地です。
 
田(た)のことを、「たんぼ」ということも、あります。
 
田(た)では、田(た)の まわり が、つち で、もりあがって います。 これは、水(みず)を、ためられるように、するため です。米を みのらせる植物である、稲(いね)は、水を たくさん、根(ね)から、すうので、稲(いね)の根(ね)が、水(みず)に つかるぐらいに、水をあげる必要(ひつよう)が、あるのです。
 
なので、田(た)のことを、<big>水田</big>(すいでん)という場合もあります。
 
また、田(た)の ちかく には、水(みず)を 田(た)に 運ぶ(はこぶ)ための、水路(すいろ)が、ある場合があります。このような、農地(のうち)に 水(みず)を あげるため の 水路(すいろ)を、<big>用水路</big>(ようすいろ)と、言います。
 
米農家(こめのうか)での、稲(いね)を そだてる スケジュールは、 ふつう は、つぎの ような 順番(じゅんばん)です。
:* 田おこし(たおこし) ・・・ 田(た)の土(つち)を、たがやすことです。<br>春の はじめごろに、おこないます。最近では、<big>耕うん機</big>(こううんき)や トラクター という機械を使います。昔の人は、鍬(くわ)や鋤(すき)といった道具をつかって、手作業(てさぎょう)で 田おこし(たおこし) をやっていました。
:* しろかき(代掻き) ・・・ 田おこし(たおこし) した 耕地(こうち)に、水(みず)を いれること です。
 
たおこし や は いまでは 、こううんき や トラクター などの 機械(きかい) で おこなっています 。
 
むかし は 、にんげん が てさぎょう で おこなって いたり、うし など の どうぶつ に たおこし の ため の どうぐ を ひきづらせて 、たおこし を おこなって いました。
 
 
:* 苗づくり(なえづくり) ・・・ たねもみ を、そのまま 水田(すいでん)に いれても、成長(せいちょう)が、おそい です。なので、べつの場所(ばしょ)で、たねもみを そだてます。
:* 田植え(たうえ) ・・・ 苗(なえ)を、水田(すいでん)に、植える(うえる)ことです。
 
 
 
田植え(たうえ)は、いまでは、機械で おこなう のうか が おおいです。
 
むかし の 田植え(たうえ) は 、人(ひと)が 手(て)で 一本ずつ 植える のうか が おおかった です。
 
このあとも、のうか の ひと は 、たんぼ で こめ を そだてる ため に 、いろんな しごと を しています 。
そして 9月ごろ になると いね を かりとります です。
 
 
[[Image:Rice-combine-harvester, Katori-city, Japan.jpg|300px|thumb|right|コンバインでの、いねかり。]]
:* 収穫(しゅうかく) ・・・ 9月ごろに、いね を かりとります。
 
しゅうかく とは 、のうち(農地) で できあがった さくもつ を とる こと です。
 
しゅうかく では、まず稲(いね)を かりとり ます。
 
今では、きかい を つかって、 いね の ほ(穂) を、かりとり ます。
 
ほ(穂)から、米つぶ の ついている <big>もみ</big> を とります。
 
きゅうしょく や おうち で たべる おこめ は しろい おこめ ですね。
 
もみ には 、から が ついている ので、 しろくないです。
 
もみ に ついている から を 、 「もみがら」 と いいます。
 
ほ(穂)から もみ を とる ことを <big>だっこく</big>(脱穀) と いいます。
 
いまでは、 いねかり は きかい で している のうか が おおいです。
 
いねかり や だっこく には 「コンバイン」 という きかい が、よく つかわれて います。
 
だっこく した もみ には 、 まだ もみがら が ついている ので 、たべるには 、むいていません。
 
[[画像:An_old-type_huller.jpg|thumb|240px|もみすり の きかい。]]
 
もみすり といって 、もみがら を とりのぞき ます 。
 
もみすり は いまでは きかい を つかって います 。
 
むかし は すりこぎ棒(ぼう) や すりばち など を つかって 手作業で おこなって いました 。
 
えど じだい には 、 うす(臼) と いう もの を つかって もみすり を して いました 。
 
 
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=== 魚など を とる 仕事 ===
[[File:Long liner in Cook Strait, New Zealand 1988.jpg|thumb|right|220px|漁業(ぎょぎょう)を 行う(おこなう)、日本(にほん)の イカ釣り(イカつり)漁船(ぎょせん)。]]
 
漁師(りょうし)さん などの ように、魚(さかな)を とる しごと を <big>漁業</big>(ぎょぎょう)と、いいます。
 
漁師さん が さかな を とる こと を 、 「漁(りょう) を する」といいます。
 
りょうし さん は、 船に のって、漁(りょう)を する こと が おおい です。 その船には、魚をとるための道具が、つまれています。
 
たとえば、さかな を とるための あみ が つまれている でしょう。
 
さかな は あかるい ばしょ に あつまる ので 、 でんとう(電灯) が たくさん ついている ふね も あります。
 
 
ほかにも、ぎょぐんたんちき(魚群探知機)といって、海(うみ)の中(なか)の 魚(さかな)の むれ を さがす きかい が あります。
 
 
 
 
 
さかなのとり方には、いくつかのとり方が、あります。
 
* あみ で とる 方法。
 
* 釣り竿(つりざお)で、釣る方法
 
あみ で取る場合は、あまりにも大きすぎる魚は、あみ が、やぶけてしまいます。
 
 
 
りょうしさん が とる物(もの) は、魚(さかな)だけ とは、かぎりません。
 
りょうし の しごと に よっては、貝(かい)を とる しごと も、あります。
 
ほかにも、海草(かいそう)を とる しごと を している りょうしさん も います。
 
 
[[File:Abalone-farm1web.jpg|thumb|right|貝の、アワビの養殖(ようしょく)。]]
りょうしさん は、 海(うみ)から とるだけでなく、あとで とるために、魚(さかな)や貝(かい)などを、そだてる仕事(しごと)を している 場合(ばあい)も あります。
 
このように、魚(さかな)や貝(かい)などを、あとで とるために、そだてることを、<big>ようしょく</big>(養殖)といいます。
 
 
ふね には、 あんぜん の ため 、 ゴムボート など が あります 。
 
ゴムボートは 、漁船(ぎょせん) が こわれた とき に 、 のる ため です。
 
 
 
=== こうじょう の しごと ===
工場(こうじょう)とは、人(ひと)が 手(て)を うごかして、ものを、たくさん つくる ばしょ です。
 
ほとんどの場合(ばあい)、建物(たてもの)の中(なか)で、つくる 作業(さぎょう)を しています。
 
工場で作る もの は、会社(かいしゃ)ごとに、作る もの が、ちがいます。
 
たとえば、食品を加工して、加工食品(かこうしょくひん)をつくる会社もあります。
 
食品とは、まったくちがう物を作る会社も、あります。
 
たとえば、機械(きかい)をつくる会社も、あります。
 
 
工場で、はたらいている 人の 服そう を 見ると、ほとんどの 人は、まわりの 人と、おなじ 服を、着て います。
 
食品工場では、作業をしている人は、口にマスクをしていたり、頭に帽子をかぶっていたりします。
これは、食品に つば や 髪の毛(かみのけ) が、はいらないようにするためです。
また、手袋(てぶくろ)をしている場合もあります。
 
食品工場では、たてもの の 外(そと)から、ごみや汚れが入らないように、きびしい管理(かんり)や、工夫(くふう)がされています。
 
また、手洗いなども、しっかりと、行われています。
 
 
工場では、物をたくさんつくるため、機械(きかい)がある場合が多いです。
 
 
工場で物をつくるには、まず原料(げんりょう)が、必要(ひつよう)です。
 
たとえば食品加工(しょくひんかこう)の工場なら、元(もと)となる食材(しょくざい)が必要(ひつよう)です。
 
たとえばパン工場なら、小麦粉(こむぎこ)が、原料(げんりょう)として、必要(ひつよう)です。
 
たとえば、かまぼこ工場なら、元となる、魚(さかな)や、魚の すりみ が、ひつようです。
 
* ベルトコンベアー
こうじょう では きかい が ならんでいて 、その ならんでいる きかい の うえ を つくられている もの が はこばれて いくことが あります。
 
このような しくみ を ベルトコンベアー と いいます。
 
かんけい の ある きかい どうし を、 ちかく に ならべる くふう を しています。
 
 
== こうつう きかん ==
あなた は バスに のったり 、でんしゃ に のったり したことが あるかも しれません。
 
バスの うんてんしゅ さん も 、おしごと です。
 
でんしゃ の うんてんしゅ さん や しゃしょう さん も 、おしごと です。
 
 
あなた は、 もしかしたら、 がっこう の えんそく など で 、でんしゃ や バス に のったこと が あるかも しれません 。 
 
バス や でんしゃ など の 、ひと を はこぶため の のりもの を うんてん するしごと を こうつうきかん(交通機関) と いいます。
 
=== でんしゃ ===
[[ファイル:Nankai 6300 series.jpg|250px|right|thumb|でんしゃ]]
 
でんしゃ(電車) に のるには、えき(駅) に いきますね。
電車 は、 せんろ(線路) の うえ を はしります。
 
でんしゃ の はしる せんろ(線路) にも 、 しんごう(信号) が あります 。
 
でんしゃ の うんてんしゅ さん は 、しんごう にも きをつけながら うんてん(運転) しています。
 
てつどうがいしゃ(鉄道会社) には 、でんしゃ に のっている うんてんしゅさん や しゃしょうさん の ほかにも 、 しごと を している ひとたち が います 。
 
たとえば、 せんろ に こわれている ところ が ないか を しらべる しごと も あります 。
 
きかい を つかって 、せんろ を しらべて 、 もしも こわれていたら 、 ひと が なおします。
 
 
[[ファイル:Model M250 of JR Freight.jpg|thumb|250px|right|かもつ れっしゃ]]
でんしゃ では 、 ときどき ひと が はこぶ のりもの とは べつに 、荷物(にもつ) だけ を はこぶ でんしゃ が あります 。
 
このような にもつ を はこぶ でんしゃ を かもつれっしゃ(貨物列車) と いいます。
 
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== おみせ ==
[[画像:Supermarkt.jpg|thumb|200px|スーパーマーケットの店内(ブラジルのばあい。)]]
商店街(しょうてんがい)にでかけたり、スーパーにでかけたりすると、いろいろなものが、うっています。商店の人や、スーパーの人のように、ものをうるしごとのことを 商売(しょうばい) といいます。商店街やスーパーやデパートなどを、ぜんぶ、あわせて、商業(しょうぎょう) といいます。
 
では、商店(しょうてん)の人など、商売(しょうばい)をしごとにしている人(ひと)は、どうやって収入(しゅうにゅう)を、得て(えて)いるのでしょうか?
 
 
こたえは、商品(しょうひん)を、安い(やすい)値段(ねだん)で、仕入れて(しいれて)、お客さん(おきゃくさん)に、仕入れ価格(しいれかかく)よりも、高い(たかい)値段(ねだん)で、売る(うる)ことで、利益(りえき)を、えています。
 
このしくみは、どのお店でも、こうです。このように、仕入れ価格(しいれ かかく)よりも高い値段(ねだん)で売らないと、そのお店(おみせ)は、お金(おかね)がなくなり、赤字(おかね)になって、つぶれてしまいます。
 
 
お客は、なるべく品物の値段が安いお店で、買い物をしたがります。いっぽう、お店は、
 
 
世の中では、お店で物(もの)を売る(うる)仕事(しごと)で、収入(しゅうにゅう)をかせぎたい人が多いので、お店どうしで、お客のうばいあいという販売競争(はんばい きょうそう)が起きます。
[[ファイル:Lawson Haramachikitahara Shop.jpg|thumb|240px|コンビニエンス・ストア]]
[[ファイル:FamilyMart Somanikkeshi Shop.jpg|thumb|240px|コンビニエンス・ストア]]
スーパーやコンビニやデパートは、それぞれ販売競争(はんばい きょうそう)をしています。
 
スーパーもまた、となり町のスーパーやデパートとの競争をしている。
 
 
どのお店も、自分のところのお客をふやしたいので、なるべく安く商品を売るための工夫をして、お客をふやそうとします。
 
この販売競争(はんばい きょうそう)のおかげで、お客は、安い(やすい)値段(ねだん)で、より良い(よい)品物(しなもの)を、買えるようになります。
 
コンビニは長時間営業(ちょうじかん えいぎょう)をしています。
 
 
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[[画像:Togoshi-ginza street.JPG|thumb|left|商店街(しょうてんがい)の一例(いちれい)。東京都(とうきょうと)の品川区(しながわく)の戸越(とごし)にある戸越銀座(とごしぎんざ)商店街(しょうてんがい)。]]
* 商店街(しょうてんがい)
商店街は、独自(どくじ)の路線(ろせん)を、めざします。景気(けいき)の悪化(あっか)によって、商店街そのものが寂れていくケースもある。「シャッター通り」(シャッターどおり)という言葉(ことば)も、あります。
 
このように聞くと、デパートやスーパーが、販売競争の勝者と思えますが、そうとも、かぎりません。
スーパーなども、販売競争にさらされていて、競争にやぶれたスーパーは閉店したり倒産する場合もあります。
たとえ販売競争に敗れたスーパーやデパートの建物が残っていても、前に経営している会社が事業縮小・事業撤退などをしていて、かわりに他の会社に店舗が売られていて、その店舗を経営する会社が別の会社に変わっている場合も、あります。
 
 
駅前などに商店街があるばあいがあります。
 
[[ファイル:GalleriaTakemachi3.jpg|thumb|right|300px|大分県大分市のアーケード商店街]]
地域によっては、商店街の通りの上を、半透明の屋根でおおった、アーケード街(アーケードがい)もある。
雨の日も気楽に買い物が出来る。
 
スーパーやデパートに対抗するため、店どうしが協力したサービスを行なうことが、よくある。たとえば、その商店街で通用するポイントカードの発行などの特典をつけ、ポイントによる割引サービスなどをすることが多い。
 
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* スーパーマーケット
地域(ちいき)にもよりますが、駅前などに、スーパーマーケットやデパートが、ある場合(ばあい)も、あります。
スーパーマーケットは、「スーパー」と、みじかく省略(しょうりゃく)されてよばれることが、おおいです。
 
駅前(えきまえ)にちかい場所(ばしょ)に、スーパーやデパートがある場合もありますが、地域(ちいき)によっては、駅から離れた場所に、立地の広さを活かしてスーパーをたてる場合もあります。
 
駅前(えきまえ)にお店(おみせ)が多いのは、駅の近くは、人通りが多いので、お客が多くみこめるので、お店を出したい人が多いのです。そのため、駅前の土地は、その土地を買いたい人どうしの競争(きょうそう)がはげしく、土地(とち)の値段(ねだん)が高くなります。なお、土地の値段のことを地価(ちか)といいます。
 
スーパーのはなしに、もどります。
野菜や肉の販売などの生鮮品などは、スーパーやデパートでとりあつかってるのが、ふつうです。
 
 
スーパーは、1階建て(いっかいだて)のものから、2階建て、3階建てのものもある。
1階建ての建物(たてもの)のスーパーの場合、売り物(うりもの)は食料品(しょくりょうひん)が、ほとんどである。2階や3階の階があるスーパーでも、食料品(しょくりょうひん)は、商品の出し入れ(だしいれ)が多いので、手間(てま)をへらすために、1階や地下1階などの、地面(じめん)に近い(ちかい)階(かい)に食料品のコーナーが、おかれているのが、ふつうである。
 
大型のスーパーになると、洋服(ようふく)なども、とりあつかいます。大型のスーパーの屋上には、レストランなどがあるばあいが多いです。
 
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* デパート
[[File:Interior of a typical Macy's department store.jpg|thumb|220px|デパート<br>アメリカの場合。]]
[[ファイル:Mitsukoshi01 1024.jpg|thumb|240px|right|百貨店の一例(日本橋三越本店)]]
日本でのデパートは百貨店(ひゃっかてん)とも、よばれます。デパートは、5階建てくらいから、10階くらいのも、ある。
大規模なスーパーと、小規模なデパートとのあいだに、あまり、はっきりとした区別(くべつ)はなく、にている場合もある。
 
デパートでは、スーパーでは売ってないような、高級品(こうきゅうひん)も、とりあつかっています。
 
 
デパートの場合、出店している店の運営会社は、デパートを経営している会社とは、別の会社であることも、多い。デパートの運営会社とは別に、専門的に、商品の販売をおこなう会社が、出店していることもある。
このように、デパートやスーパーなどに出店することや、出店させることを テナント という。
テナントは有料(ゆうりょう)であり、デパートは出店したい会社に場所を貸すことで、収入(しゅうにゅう)を得ています。この出店したい会社に払わせる(はらわせる)料金(りょうきん)を テナント料(テナントりょう) と いいます。
 
デパート内の店は、必ずしもテナントだけとは、かぎらず、売り場によっては、デパートが直接、経営(けいえい)している売り場もある。
 
 
地下がある場合、地下1階が、食料品売り場になっていることが多い。
デパートの最上階は、レストランがあることが多い。
 
デパートは、車で来た客のため、付近に、駐車場を持っていることが多い。
 
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* ショッピングセンターまたはショッピッグモール
[[ファイル:Dubai Mall-Dubai3189.JPG|thumb|ショッピングモール。中東(ちゅうとう)のドバイのばあい。]]
日本でのショッピングセンターの階層(かいそう)は、3階建て(さんかいだて)くらいのものから5階建てくらいのものもある。
センターの中(なか)には、商店が多く入っており、センターは広い(ひろい)建物(たてもの)である。食品売り場がある場合は、スーパー等と同じように1階に食品売り場があることが多い。最上階は、レストラン街になっていることが多い。
 
 
 
特に広いショッピングセンターは、市街(しがい)の中心部からは、やや離れた(はなれた) 郊外(こうがい) に、多い。郊外(こうがい)のほうが、広い土地が、買いやすいからである。また、郊外にある場合、客にとっては、自動車で店に行く必要(ひつよう)が大きいので、ひろい駐車場(ちゅうしゃじょう)を持っている場合もある。
 
かならずしも、郊外(こうがい)にショッピングセンターがあるとはかぎらず、駅前などにショッピングセンターがある場合もある。その場合、やや、土地が狭め(せまめ)になるので、駐車場(ちゅうしゃじょう)は、ビルの中にある場合もある。
 
 
商店での商品の調達は、商店が直接、工場などの生産者(せいさんしゃ)から買ってるわけでは、ありません。商品をつくった生産者(せいさんしゃ)と、商品を売ってる商店(しょうてん)とのあいだに、仲介(ちゅうかい)の業者(ぎょうしゃ)が入っています。その仲介業者(ちゅうかい ぎょうしゃ)は、 <big>問屋</big>(とんや) とよばれたり、または <big>卸売業者</big>(おろしうりぎょうしゃ) とよばれます。仲介業者が、生産者から、商品を買い、それを商店などの 小売り業(こうりぎょう) に、売っているのである。
 
日本には、多くの商店があるので、生産者から直接、買い付けていては、大変な手間が、かかってしまいます。生産者も小売店も、おおきな手間が、かかってしまうのである。
 
問屋(とんや)があることで、生産者は、問屋とだけ販売交渉(はんばい こうしょう)をすればよく、また商店(しょうてん)などの小売業者(こうり ぎょうしゃ)も、問屋とだけ交渉すれば、よくなります。
 
 
ただし、大きなデパートなどの買い付けだと、本社(ほんしゃ)などが、直接(ちょくせつ)、生産者(せいさんしゃ)から買い付ける場合もある。直接買い付け(ちょくせつかいつけ)の理由(りゆう)は、いろいろありますが、たとえば仲介(ちゅうかい)の業者にはらう手数料(てすうりょう)を減らして(へらして)、より安く商品を売ることで、他の販売店との販売競争に勝つため(かつため)など、である。