「C言語/データ型と変数」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
プロパティ lang=c を lang="C" に更新。
int の読みが「イント」だという説明のついでに、コード整形など。
13 行
int main(void)
{
int a = 3;
printf("%d",a);
return 0;
25 行
読者の注目先として、上記コードにある、
<syntaxhighlight lang="C">
int a = 3;
</syntaxhighlight>
 
32 行
int と宣言したら、intは「整数」という意味であり、その整数iの内容が3であるという意味である。なお、もし小数などを宣言したい場合は、intの部分が、他のキーワードに変わることになる。
 
余談だが、 int は「イント」と読む。英語で整数(せいすう)のことを integer (インテジャー)という。
なので、もし
 
なので、もし、ダメな例だが(int型で宣言したにもかかわらず、数値の中身が小数になっている)、
<syntaxhighlight lang="C">
int a = 3.45;
</syntaxhighlight>
(×)
 
のように、整数を宣言したにもかかわらず、宣言された変数に小数の値が入ると、コンパイルなどがエラーになる。
 
 
余談だが、整数とは、 0 や 1 や 2 や 3 や 10 や99 や 415535 などの数である。おおまかにいうと整数とは、小数でもなく、分数でもない数のことが、整数である(※ 詳しい意味は、高校あたりで習ってください)。 マイナスの数でも、 -3 や -1 なども整数である。
 
 
では、C言語では、なぜ、わざわざ整数しか使用できない変数を用意するかというと、1970年代ごろの昔の理由では、メモリの使用量を節約するためであった。
63 ⟶ 69行目:
<syntaxhighlight lang="C">
int a;
a = 3;
</syntaxhighlight>
 
77 ⟶ 83行目:
int main()
{
int a = 3;
printf("%d", a);
return 0;
}
99 ⟶ 105行目:
int main()
{
int a = 3;
printf("%d\n", a);
return 0;
}
119 ⟶ 125行目:
C言語でのprintf中にある""は、「これから画面に表示を行う」という意味だけを表し、けっして、引用符""内にある文字列「%d」をそのまま画面に表示したりはしない。
 
なお、「%d」とは、「10進数で表示しろ」という意味のキーワードである。(十進数を英語でdecimal (デシマル)という。そのdecimal の頭文字。) 十進数とは、私達がふだんモノをかぞえるときに、8→9→10のように 9の次は「10」というように位があがりますが、その普段どおりの数え方です
 
コンピュータでは、ばあいによっては、普通とはちがう数えかたで「二進数」(にしんすう)という数え方をする場合もあるので、そういう場合との区別をする必要があります。二進数とは、0 → 1 → 10 → 11 → 100 → 101 のような、0と1だけを使ったモノの数え方です。
 
なので、C言語では、十進数でつかいたい場合なら区別のために「%d」で指定します。
 
 
 
そして、<code>printf("%d",a);</code>のように、printf関数の記法は、
133 ⟶ 145行目:
int main()
{
int a = 3;
int n = 7;
printf("%d\n", n);
return 0;
}
152 ⟶ 164行目:
int main()
{
int a = 3;
int tugi = 8;
printf("%d\n", tugi);
return 0;
}
173 ⟶ 185行目:
int main(void)
{
int a = 3;
int n = 7;
printf("変数は%dです\n", n);
return 0;
}
191 ⟶ 203行目:
int main(void)
{
int a = 3;
int n = 7;
printf("変数nは%dです\n", n);
return 0;
}
211 ⟶ 223行目:
int main(void)
{
int a = 3;
int b = 7;
printf("さいしょの変数は%dです。つぎの変数は%dです。\n", a, b);
return 0;
}
231 ⟶ 243行目:
int main(void)
{
int a = 3;
int b = 7;
printf("変数aは%dです。変数bは%dです。\n",a , b);
return 0;
}
248 ⟶ 260行目:
int main(void)
{
int a = 3;
int b = 7;
printf("さいしょの変数は%dです。つぎの変数は%dです。\n", b, a);
return 0;
}
311 ⟶ 323行目:
代入の記述は次のようになっている。
<syntaxhighlight lang="C">
変数名 = 式;
</syntaxhighlight>
「=」は代入演算子と呼ばれ、左辺の変数の識別子が指す変数に右辺の式の値を代入する。