「高等学校古文/漢詩」の版間の差分

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===唐代以降===
*[[w:陸游|陸游]]
**『[[/遊山西村|遊山西村]]』(七言律詩)
 
===日本漢詩===
*[[w:正岡子規|正岡子規]]
**『[[高等学校古典B/漢文/送夏目漱石之伊予|送夏目漱石之伊予]]』(五言律詩)
 
==発展内容―日本文学への影響==
69 行
 
====『大鏡』====
『[[W:大鏡|大鏡]]』には[[w:菅原道真|菅原道真]]が大宰府に左遷されたときの作品『[[高等学校古典B/漢文/不出門|不出門]]』の{{ruby|頷聯|がんれん}}(三・四句目)は白楽天の『[[/香炉峰下、新卜山居、草堂初成、偶題東壁|香炉峰下、新卜山居、草堂初成、偶題東壁]]』の頷聯を踏まえていると述べられている。
 
====『枕草子』====
[[w:清少納言|清少納言]]は『[[高等学校国語総合/枕草子|枕草子]]』にて白楽天の作品集『白氏文集』に即した話題を二つ示している。ここでそれらを見てみよう。
:文は文集。文選。博士の申文。(一九七段)
:雪のいと高う降りたるを、例ならず御格子まゐりて、炭櫃に火おこして、物語などして集りさぶらふに「少納言よ、香炉峰の雪いかならむ」とおほせらるれば、御格子上げさせて御簾を高く上げたれば、笑はせたまふ。人々も「さることは知り、歌などにさへ歌へど、思ひこそよらざりつれ。なほ、此の宮の人には、さべきなめり。」といふ。(二九九段)