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== チョウの育ち方こん虫 ==
こん虫は、体が '''頭'''・'''むね'''・'''はら'''の3つに分かれていて、むねにあしが6本ある虫のなかまです。'''はね'''も、'''むね'''についています。たとえば、チョウは4まいの、'''はね'''をもっています。草を食べるものもいれば、花のみつや木のしる('''じゅえき''')をすったり、ほかの虫を食べるしゅるいもいます。野原をすみかにするものもいれば、木や土の中(カブトムシのよう虫やアリなど)、水の中(ヤゴなど)にすんでいるものもいます。こん虫には、チョウやカブトムシなど、たまご → よう虫 → '''さなぎ''' → せい虫 のじゅんに{{Ruby|育|そだ}}つものと、カマキリ・バッタ・セミ・トンボなどさなぎにはならずに たまご → よう虫 → さなぎ → せい虫 と育つものがいます。
[[ファイル:Pieris rapae total Richard Bartz.jpg|left|200px|thumb|モンシロチョウ]]
[[ファイル:Cabage blossoms.jpg|right|200px|thumb|キャベツの花]]
 
チョウの育ち方について学習しましょう。
 
キャベツの葉に、黄色い小さな、1mmくらいのつぶがついていることがあります。これは、モンシロチョウがうみつけた「たまご」なのです。よう虫は、たまごからかえると、始めに、からを食べます。よう虫は、何度か皮をぬいで、どんどん大きくなります。糸を体にかけて、かわをぬぎ、<big>さなぎ</big>になります。そして、<big>せい虫</big>(せいちゅう、成虫)になるのです。出てきたばかりのせい虫は、羽がのびるまで、じっとしています。
 
このようにチョウは、'''たまご→よう虫→さなぎ→せい虫'''のじゅんに育つのです(かんぜんへんたい)。
 
チョウは、「こん虫」のなかまです。こん虫の体は、'''頭'''(あたま)・'''むね'''・'''はら'''からできていて、むねにあしが6本あります。'''はね'''も、'''むね'''についています。チョウは4まいの、'''はね'''をもっています。また'''こん虫'''は、目や、頭から出ている「しょっ角」(しょっかく)という長いつきでているばしょで、身の回りのようすをかんじとっています。
 
<gallery widths="200px" heights="200px">
ファイル:Pieris rapae egg.JPG|たまご。
ファイル:Pieris rapae caterpillar from egg.JPG|ふ化(ふか)した幼虫(ようちゅう)。<br>(※ふ化・・・たまごから生まれること。)
ファイル:ChristianBauer Pieris rapae caterpiller.jpg|幼虫(ようちゅう)。
ファイル:ChristianBauer Pieris rapae caterpiller2.jpg|さなぎ。
ファイル:ChristianBauer Pieris rapae cocoon.jpg|羽化(うか)が間近な、さなぎ。成虫(せいちゅう)の模様(もよう)が、すけて見える。
 
</gallery>
 
たまごから、かえったばかりのモンシロチョウは、じぶんのたまごをたべます。そのあとの食事(しょくじ)のエサは、キャベツの葉っぱ(はっぱ)をたべます。だから、チョウのたまごは、キャベツの葉(は)に、うみつけられます。チョウは、エサをしばらくたべると、しずかにとまり、皮(かわ)をぬぎはじめます。こん虫が皮(かわ)をぬぐことを、'''だっ皮'''('''だっぴ''')といいます。だっ皮をするたびに、こん虫は、おおきくなっていきます。
モンシロチョウのよう虫は、このように、だっ皮をします。モンシロチョウは、まず4回、だっ皮をします。そのあと、さなぎになります。
 
さなぎになってから、だいたい10日ほどで、さなぎのせなかがわれて、さなぎから'''せい虫'''(せいちゅう)がでてきます。これが'''う化'''(うか)です。(う化の日数は、かならずしも、ぴったり10日というわけではなく、8日か9日かもしれないし、11日かもしれません。)
 
モンシロチョウは、はねが4枚です。みぎとひだりに、2まいずつ、あわせて4まいのはねを、モンシロチョウは、もっています。
 
チョウのように、さなぎになってから、せい虫になるしかたを、「かんぜんへんたい」というのでした。
チョウのほかにも、さなぎになってからせい虫になる、かんぜんへんたいをする、こん虫はいます。
カブトムシやハチも、さなぎになるので、かんぜんへんたいをします。
 
 
せい虫になったモンシロチョウのエサは、花(はな)の'''みつ'''です。このように、こん虫は、よう虫と、せい虫とで、エサがかわるばあいがあります。
 
 
== こん虫の学習 ==
'''こん虫'''(こんちゅう)は、草を食べるものもいれば、花のみつや木のしる('''じゅえき''')をすったり、ほかの虫を食べるしゅるいもいます。野原を住む家(すみか)にするものもいれば、木や土の中(カブトムシの幼虫やアリなど)、水の中(ヤゴなど)にすんでいるものもいます。こん虫には、さなぎにならずに、 たまご → よう虫(ようちゅう) → せい虫(せいちゅう) のじゅんに育つもの(「ふかんぜんへんたい」といいます)もいます。
 
[[ファイル:Insect anatomy diagram.svg|right|400px|thumb|昆虫の体のしくみ。''' こん虫のとくちょうは頭 (「あたま」、図ではA)、胸 (「むね」、図ではB)、腹 (「はら」、図ではC)である。'''つぎに、丸じるしでかかれたところの名前を書く。(おぼえなくても、いいです。)<br />
1. 触角(しょっかく)<br />
2. 単眼(たんがん)(上部)<br />
3. 単眼(たんがん)(下部)<br />
4. 複眼(ふくがん)<br />
5. 脳(のう)<br />
6. 前胸(ぜんきょう)<br />
7. 背動脈(はいどうみゃく) - 赤く太い線で示した<br />
8. 気管(きかん) - 薄紫色で示した<br />
9. 中胸(ちゅうきょう)<br />
10. 後胸(こうきょう)<br />
11. 前翅(ぜんし)<br />
12. 後翅(こうし)<br />
13. 中腸(ちゅうちょう)(胃)<br />
14. 心臓(しんぞう)<br />
15. 卵巣(らんそう) - 茶色(網目状)で示した<br />
16. 後腸()(腸、直腸、肛門)<br />
17. 肛門(こうもん)<br />
18. 雌体(したい)<br />
19. 神経索(しんけいさく)(腹神経節)<br />
20. マルピーギ管(マルピーギかん) - 黄色とオレンジ色で示した<br />
21. pillow<!-- 訳語不明 --><br />
22. 爪(つめ)<br />
23. 附節(ふせつ)<br />
24. 脛節(けいせつ)<br />
25. 腿節(たいせつ)<br />
26. 転節(てんせつ)<br />
27. 前腸(ぜんちょう)(餌袋、胃)<br />
28. 胸神経節(きょうしんけいせつ)<br />
29. 基節(きせつ)<br />
30. 唾腺(だせん)(唾液腺)- 黄色とオレンジ色で示した<br />
31. 食道下神経節(しょくどうかしんけいせつ)<br />
32. 口器(こうき)<br />
]]
バッタやトンボも、チョウと同じように、体が頭・むね・はらからできていて、むねにあしが6本あります。頭には、目としょっ角があり、身の回りのようすをかんじとっています。
 
こん虫の、はらには節(ふし)があり、その節に、くうきをすってはくための、<big>気門</big>('''きもん''')があります。
 
わたしたち、人間(にんげん)は、顔(かお)についている鼻(はな)で空気(くうき)を、すいます。ですが、こん虫の空気(くうき)をとりいれる場所(ばしょ)は、にんげんとは、ちがうのです。
 
こん虫は、気門(きもん)で空気(くうき)を、すったり、はいたりします。
 
こん虫の、はねの数(かず)は種類によって、ちがいます。はねがあったり無かったりするばあいもあります。ふつうのチョウは4枚(まい)の羽根(はね)をもっています。モンシロチョウもアゲハチョウも、チョウは、はねが4枚です。
 
カブトムシの羽根(はね)は、4枚(まい)です。バッタのはねは、4まいです。トンボのはねは、4まいです。セミのはねは4まいです。
 
カブトムシ・バッタ・トンボ・セミ・チョウなどのはねは、4まいあります。トンボのはねは、4まいです。セミのはねは4まいです。こん虫の、はねの数はしゅるいによって、ちがいます。はねがないものもあります。
じめんにいる'''アリ'''も、こん虫です。アリには女王アリ(じょおうアリ)という、アリたちのおかあさんには、はねがありますが、そのほかの'''はたらきアリ'''には、はねがありません。
 
じめんにいる'''アリ'''も、こん虫です。アリには女王アリ(じょおうアリ)という、アリにははねがありますが、そのほかの'''はたらきアリ'''には、はねがありません。
テントウムシも、こん虫です。
 
クモやダンゴムシなどはこん虫ではない虫もありませんクモは足が8本あり、は「頭」と「むねとはら合わさったもの」の2つに分かれなかったりあしが6本ではななどの理由で、こん虫ではないのです。たとえば、クモやダンゴムシなどでは足が14本あります。
 
[[File:Grasshopper-head.jpg|thumb|left|こん虫の、かお。]]
 
[[ファイル:Orthetrum albistylum speciosum 2007.07.05 16.38.31-p7050469.jpg|thumb|center|トンボも、こん虫である。]]
[[ファイル:Dragonfly eye 3811.jpg|thumb|left|トンボの目は、<big>複眼</big>('''ふくがん''')になっている。]]
 
[[ファイル:Kabutomushi-JapaneseBeetle-July2004.jpg|center|200px|thumb|カブトムシも、こん虫です。]]
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カブトムシはさなぎになる「かんぜんへんたい」をするのに、セミはさなぎにならないで「ふかんぜんへんたい」なのですね。
 
;チョウ
[[ファイル:Pieris rapae total Richard Bartz.jpg|left|200px|thumb|モンシロチョウ]]
[[ファイル:Cabage blossoms.jpg|right|200px|thumb|キャベツの花]]
 
チョウの育ち方について学習しましょう。
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キャベツの{{Ruby|葉|は}}に、黄色い小さな、1mmくらいのつぶがついていることがあります。これは、モンシロチョウがうみつけた「たまご」なのです。よう虫は、たまごからかえると、始めに、からを食べます。よう虫は、何度か皮をぬいで、どんどん大きくなります。糸を体にかけて、かわをぬぎ、さなぎになります。そして、せい虫になるのです。出てきたばかりのせい虫は、羽がのびるまで、じっとしています。
== じっけんについて ==
理科(りか)の、きょうか書(きょうかしょ)や本(ほん)にかいてあることを、ためしてみることを'''じっけん'''といいます。
じっけんでは、あぶない物(もの)を、つかうことがあります。
なので、小学生(しょうがくせい)のかたが、じっけんをするときは、あんぜんのため、かならず、学校(がっこう)の先生(せんせい)などの大人(おとな)のかたに、じっけんのしかたを、れんらくしてください。
 
このようにチョウは、'''たまご→よう虫→さなぎ→せい虫'''のじゅんに育ちます。
また、もし読んでいる小学生の人のお家に、学校でもらった理科の教科書があれば、なるべく、じっけんでは、それを、たよりにしてください。
 
じっけんでつかう物(もの)を、そろえるときは、おとなの人にれんらくをして、「かりてもいいですか」と、たのんでから、かりてきてください。
 
<gallery widths="200px" heights="200px">
また、理科室(りかしつ)にある物(もの)をつかうときは、かならず先生に、れんらくをして、先生が「つかってもいいよ」といったら、つかってください。
ファイル:Pieris rapae egg.JPG|たまご。
もし、先生が「つかったら、ダメ」といったら、もちださないでください。つかわないでください。
ファイル:Pieris rapae caterpillar from egg.JPG|ふ{{ruby|化|か}}したよう虫。<br>(※ふ化…たまごから生まれること。)
先生が「ダメ」というのは、ちゃんとした理由(りゆう)があってのことです。
ファイル:ChristianBauer Pieris rapae caterpiller.jpg|よう虫。
ファイル:ChristianBauer Pieris rapae caterpiller2.jpg|さなぎ。
ファイル:ChristianBauer Pieris rapae cocoon.jpg|{{Ruby|羽化|うか}}が間近なさなぎ。せい虫のもようが、すけて見える。(※羽化…さなぎがせい虫になること。)
 
</gallery>
どうぐをかりたら、「あしたまでに、かえしてね。」みたいにかりられる時間(じかん)がきまってるので、そのじかんを、まもってください。じかんまでに、かえさなかったら、つぎからは、かしてもらえなくなりますよ。
 
たまごから、かえったばかりのモンシロチョウは、じぶんのたまごをたべます。そのあとの{{ruby|食事|しょくじ}}のエサは、キャベツの葉をたべます。だから、チョウのたまごは、キャベツの葉に、うみつけられます。チョウは、エサをしばらくたべると、しずかにとまり、{{Ruby|皮|かわ}}をぬぎはじめます。こん虫が皮をぬぐことを、'''だっ{{ruby|皮|ぴ}}'''といいます。だっ皮をするたびに、こん虫は、大きくなっていきます。
じっけんがうまくいかなくて、ながびきそうだったら、じっけんをとめて、どうぐをかえしにいきましょう。
モンシロチョウのよう虫は、このように、だっ皮をします。モンシロチョウは、まず4回、だっ皮をします。そのあと、さなぎになります。
 
モンシロチョウは、はねが4枚です。みぎとひだりに、2まいずつ、あわせて4まいのはねを、モンシロチョウは、もっています。
 
せい虫になったモンシロチョウのエサは、花の'''みつ'''です。このように、こん虫は、よう虫と、せい虫とで、エサがかわる場合があります。
じっけんをして、じっけんが、おわったとしましょう。
じっけんがおわったら、じっけんにつかったどうぐを、かえしにいきましょう。かしてくれたひとに「ありがとうございました」という、お礼(おれい)を言ってから、キチンとかえしにいってくださいね。
 
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おれいをいわなかったり、どうぐをかえさなかったら、つぎからは、かしてもらえなくなりますよ。
 
== かん電池と豆電球 ==
 
<gallery widths="200px" heights="200px">
画像:BaterieR20BaterieR6.jpg|単1形(たんいちがた)の、かん電池。
画像:BateriaR14.jpg|単2形(たんにがた)の、かん電池。
画像:BaterieR6.jpg|単3形(たんさんがた)の、かん電池。
画像:BaterieAAA.jpg|単4形(たんよんがた)の、かん電池。
</gallery>
:<small>しゃしんのなかにあるマッチは、大きさをくらべやすくするために、おいてあります。でんきをながすときに、マッチは、つかいません。</small>
 
'''{{Ruby|豆電球|まめでんきゅう}}'''と'''かん電池'''を、どう線やどう線つきソケットを使ってつないでみましょう。
 
:※どう線
:電気をとおせる金ぞくの線のことです。もっている人に電気が流れないように、ビニルなどでおおわれています。電池にどう線をつけるときは、ビニルのぶぶんをはがして、つかいます。
:({{Ruby|注意|ちゅうい}})どう線をコンセントにさしこんではいけません。{{Ruby|感電|かんでん}}してしまいます。
 
;電池
'''豆電球'''('''まめでんきゅう''')と'''かん電池'''(かんでんち)を、どう線やどう線つきソケットを使ってつないでみましょう。どうやったら明りがつきますか。調べてみましたか。答えは輪(わ)になるようにつなぎます。
 
:※ どう線(どうせん、導線)
:電気をとおせる金ぞくの線のことです。もっている人に電気が流れないように、ビニルでおおわれています。電池にどう線をつけるときは、ビニルのぶぶんをはがして、つかいます。<br>導線の導は、「みちびく」という意味です。電気をみちびいているので、このような名前がついています。
 
 
電池についてのせつめいに、もどります。
 
[[File:Schnitt Alkali-Mn-Batterie.jpg|thumb|400px|かん電池の中のしくみ。(ドイツ語での、せつめい。)Plus-Polと書かれているばしょがプラスきょくです。<br>ぜったいに電池の中をあけないでください。かんたんにはあけられないしくみになってますが、もし、中をあけると、あぶないです。この絵は、せつめいのために、見せています。]]
 
かん電池の、まるまっていない、はじっこは2つありますよね。そのうち、かたほうのめんの、まん中に、もり上がっているところがありますね。そほう、まん中の、もり上がっているところがはしを '''{{Ruby|+|プラス}}きょく''' といいます。わから+きょくでければ大人いほうひとに、いてださを {{Ruby|ー|マイナス}}きょくといます
 
さて、豆電球とかん電池をつないでみましょう。どのようにすれば明かりがつくでしょうか。
マイナスきょくは、まるまっていない、はじっこのめんのうち、でっぱりのないほうの、めんのまん中に、ちょっとだけくぼんだばしょが、ありますね。そのまんなかの、ちょっとくぼんだばしょが、マイナスきょくです。わからなければ大人のひとに、きいてください。
:({{Ruby|注意|ちゅうい}})図のようなつなぎ方を '''ショート{{ruby|回路|かいろ}}''' といいます。かん電池やどう線があつくなってきけんなので、ぜったいにこのようなつなぎ方はしないでください。
 
*明かり(あかり) が つく、つなぎかた
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File:電気がつかない回路例 1.svg|あかり が つかない、つなぎかた。
</gallery>
 
:1つの わ になるようにつなぐと、明かりがつきます。
 
;回路(かいろ)
電池にどう線をつなぐと、どう線の輪っかができますね。このどう線が、プラスきょくから、どう線をとおって、ひとまわりして、マイナスきょくまで電気が流れています。
 
このような電気がながれる、どう線の輪っか '''{{Ruby|回路|かいろ}}'''(かいろ)といいます。「回路」の「回」とは、「まわる」という意味(いみ)です。「路」とは「みち、とおりみち」という意味です。
 
回路がつながっているときの、かん電池とどう線の中での、電気のながれを、'''電流'''('''でんりゅう''')といます。
電気は、プラスきょくから出てきて、どう線を通って、マイナスきょくにもどります。
 
まめ電球ソケットから出ている2本のどう線がでていますよね。そのうちの一1本を、かん電池のプラスきょくにどう線をつなぎます。あまった、もう1本のどう線を、かん電池のマイナスきょくにつなぎます。どう線を、とかん電池にくっつけるほうほうは、セロハンテープでくっつけられます。
 
うまく、くっついて、できあがれば、電気がながれて、豆電球に、あかりがつきます。わの間がとぎれると電気は通りません。
 
あかりがつかない場合は、
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身の回りには'''電気'''('''でんき''')を通す{{Ruby||もの}}とそうではない物があります。電気を通す物を'''金ぞく'''といいます。
 
金ぞくには、'''{{Ruby||てつ}}'''(てつ)や'''{{Ruby||どう}}'''(どう)や'''アルミニウム'''などのような物(もの)があります。
 
豆電球とどう線、かん電池を使ってどんな物が電気を通すか調べてみましょう。金ぞくであっても、間にペンキがぬってあったり紙をはさんだりと、あいだに電気をながせない別のものがあると、電気は通りません。
 
'''電気を通すものの例''':1円玉、10円玉、鉄くぎ、ねじ、アルミはく、はさみの切る{{ruby|部分|ぶぶん}}、{{ruby|針|はり}}、針金、ゼムクリップ、金ぞくせいスプーン・フォーク、{{ruby|包丁|ほうちょう}}の刃({{Ruby|)、えんぴつのしん(通ら|・}}いものもあります)※あぶないので、包丁ではじっけんしないでください。
 
'''電気を通さないものの例''':竹ものさし、プラスチックものさし、{{ruby|鏡|かがみ}}の{{ruby|表面|ひょうめん}}、ぬの、{{ruby|段|だん}}ボール、折り(ただし、銀色の折り紙の表はアルミはくでできているから、電気を通す)、ペットボトル、ペットボトルのふた、消しゴム、はさみの持つ部分、野菜、果物、肉、飲み物の{{ruby|缶|かん}}※表面のとりょうをはぐと通る。
 
== じしゃくのひみつ ==