「高等学校国語総合/漢文/送元二使安西」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
ページの作成:「== 本文 == 400px|漢文『送元二使安西』 ==白文 訓読文== File:Willows_at_Weichen…」
 
M 少し整備
タグ: 2017年版ソースエディター
 
1 行
{{Pathnav|メインページ|小学校・中学校・高等学校の学習|高等学校の学習|高等学校国語総合|漢文|frame=1}}
 
<!-- このページには導入部がありません。適切な導入部を作成し、このコメントを除去してください。 -->
 
== 本文 ==
[[ファイル:元二の安西に使ひするを送る_返り点.svg|400px|漢文『送元二使安西』]]
 
== 白文 訓読文 ==
[[File:Willows_at_Weicheng_by_Ike_no_Taiga_(Niigata).jpg|right|400px|thumb|渭城柳色(池大雅筆)]]
<big>'''送元二使安西'''</big> 元二の安西に使ひするを送る
 
 
<big>'''渭城朝雨浥軽塵'''</big> 渭城の朝雨 軽塵を浥し
 
<big>'''客舎青青柳色新'''</big> 客舎青青 柳色新たなり
 
<big>'''勧君更尽一杯酒'''</big> 君に勧む 更に尽くせ一杯の酒
 
<big>'''西出陽関無故人'''</big> 西のかた陽関を出づれば 故人無からん
 
== 現代語訳 ==
* (起句)渭城の街は朝の雨で土埃がしっとりと湿り、
* (承句)旅館の柳は雨に洗われて青々と鮮やかだ。
* (転句)君よ、別れの酒をもう一杯飲んでくれたまえ。
* (結句)西の陽関を過ぎたら、もう酒を飲み交わす友人もいないのだから。
 
== 鑑賞 ==
盛唐期の詩人、王維の七言絶句。
 
30 ⟶ 33行目:
結句では視点をさらに西方に移し、遙か彼方の安西へ旅立つ友人との離別の悲しさを詠じている。
 
== 押韻 ==
* 塵・新・人
 
[[Category:高等学校教育_国語_漢文_漢詩|けんしのあんせいにつかいするをおくる]]