「小学校理科/3学年」の版間の差分

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== じしゃくのひみつ ==
[[File:Bar magnet.jpg|thumb|right|200px|じしゃく]]
{{Ruby|身|み}}のまわりにあるいろいろなものに'''じしゃく'''を近づけ、どのようなものがくっついたか{{ruby|調|しら}}べてみましょう。
身のまわりにあるいろいろなものにじしゃくを近づけ、どのようなものがくっついたか{{ruby|調|しら}}べてみましょう。じしゃくは、'''鉄'''('''てつ''')でできている物を引きつける力があります。たとえば鉄で出きた空きかんやクリップなど、です。また、アルミニウムなどの鉄いがいの金ぞくやプラスチックなど、鉄でできていない物は、じしゃくを引きつけません。また、テレビやパソコンなどの電気せいひんや、ICカードやきっぷのようなお金の役わりをするカードにじしゃくを近づけると、使えなくなってしまいますので、ぜったいにやめましょう(お金そのものに近づけるのはだいじょうぶです)。
 
('''{{Ruby|注意|ちゅうい}}''')じしゃくをテレビ・パソコン・キャッシュカードなどに近づけると、こわれてしまうことがあるので、近づけないようにしましょう。
 
身のまわりにあるいろいろなものにじしゃくを近づけどのようなものがくっついたか'''{{ruby|調|しらてつ}}べてみましょう。じしゃくは、'''鉄'''('''てつ''')でできているものを引きつける力があります。たとえば鉄で出きた空きかんやクリップなど、です。また、アルミニウムなどの鉄いがいの金ぞくやプラスチックなど、鉄でできていない物は、じしゃくを引きつけません。また、テレビやパソコン鉄でできた空きかんなどの電気せいひんやICカードやきっぷのよ間にとりょうなお金の役わりをするカードにどがぬってあってもじしゃくを近づ引きつると、使えなくなってしられいますので、ぜったいにやめましょう(お金そのものに近づけるのはだいじょうぶで)
[[File:Magnet0873.png|thumb|right|220px|さてつ]]
すな場や学校の運動場のすなの中、海の砂浜には、「'''さてつ'''」というよばれる、じしゃく引きつけられ黒いこなものがあります。なお、てつ鉄を{{Ruby|集|あつ}}をしてみましょう。るには、ポリエチレンビニルなどのふくろの中に、じしゃくを入れて、すなに近づけるだけです。こうしてあつめたさてつを持って帰りたいきは、さてつのついたじしゃく入りのふくろを、うきにもってき、じしゃくをさてつにふれないように注意して取り出しましょう。するとふくろからようきにさてつがおちます
 
=== じしゃくのきょく ===
じしゃくには、「'''{{Ruby|Nきょく」(|エヌ}}きょく'''」と「'''{{Ruby|Sきょく」(|エス}}きょく'''」があります。じしゃくは、NきょくとSきょくのところ(がある はしのところ) のほうが、一番よくじしゃくを引きつける力があるのです。じしゃくを2つ{{Ruby|用意しましょ|よ。おもい}}ろい発見ができます。て、1つのじしゃくを、もう1つのじしゃくに近づけてみましょう。くっついたり、にげようとりぞきあったりします。これには2つのじしゃくを近づけるとひみつがあります。'''同じきょくどうしだと、しりぞけ合い、ちがうきょくどうしだと、引き合うのでいま'''
 
=== 鉄とじしゃくの関係 ===
{{ruby||てつ}}は、じしゃくになります。じしゃくのNきょくまたSきょくで、くぎやゼムクリップやくぎを、同じ{{Ruby|方向|ほうこう}}に、2〜32~3回こすります。そして、その鉄を、べつのくぎやゼムクリップにくっつけてみましょう。鉄は、じしゃくになるのでりまね。みなさんもためしてみましょう
 
=== ほういじしゃく ===
[[Image:Compass align.jpg|thumb|{{Ruby|方位(ほうい)じしゃく]]
 
ぼうのようにほそながい、ふつうのぼうじしゃく(棒磁石)を、水にうかばせたはっぽうスチロール(発泡スチロール)の上(うえ)に、ぼうじしゃくをのせることで、じしゃくのNきょくは、きたほうがく方角{{Ruby|指|ししめ}}します。
 
これをりようして、ほうがく方角ることができます。
 
これをりようした物(ものが、'''{{Ruby|方位|ほうい}}じしゃく'''です。「方位磁石)でじしん」ということもあります。
 
;ほういじしゃくの{{Ruby|使|つか}}い方
「ほういじしゃく」という、ほうがくをさししめす、じしゃくがあります。これがじしゃくであることをたしかめるには、ぼうじしゃくをちかづけると、ほういじしゃくの「はり」がうごくので、たしかめられます。ほういじしゃくは、赤いろの「はり」が北(きた)のほうがくを、さししめします。ほういじしゃくに書かれた「N」いう文字は、英語(えいご)の北(きた)をあらわすNORTH(ノース)の頭文字(かしらもじ、・・・さいしょの文字)です。ちなみに、Wが西(にし)で、Eが東(ひがし)で、Sが南(みなみ)です。NとかWとかEとかSは、英語が由来(ゆらい)です。
#{{ruby|調|しら}}べたい{{Ruby|方向|ほうこう}}を{{Ruby|向|む}}きます。
:::英語では東西南北(とうざいなんぼく)の方角は、EAST「イースト」で東、  WEST「ウェスト」で西、 SOUTH「サウス」で南、NORTH「ノース」で北、です。英語は、小学三年では、おぼえなくてもいいです。ここでしょうかいした英語は、方位磁石(ほういじしゃく)をつかうときの、さんこうにしてください。
#(はりが止まるのを{{Ruby|待|ま}}って)、はりの先の{{Ruby|部分|ぶぶん}}を「北」に合わせます。
#止まった方角を読み{{Ruby|取|と}}ります。
 
== かげと太陽の光 ==
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=== かげはどのようにしてできるか ===
[[Image:Ombre-01.JPG|thumb|left|太陽(たいよう)の日光(にっこう)、影(かげについて。<br>(※ (※図中の文字はフランス語です。)|230px]]
[[Image:Ombre-02.JPG|thumb|right|電球(でんきゅう)の光(ひかり)と、影(かげ)。<br>(※ (※図中の文字はフランス語です。)|250px]]
[[Image:Glasmurmel mit Schatten auf kariertem Grund 2007 02 14.JPG|thumb|right|200px|ボールのうしろの、かげ]]
[[File:太陽の一日の動き.svg|thumb|400px|太陽(たいよう) 1日 うごき。]]
かがみで{{Ruby|太陽|たいよう}}の光('''<big>(日光</big>'''・・・「'''にっこう'''」。))をはねかえすと、日光は、まっすぐ進みます。日光の通り道に、日光をさえぎるものがあると、かげができるのです。日光が物に当たると、かげは、太陽の{{ruby|反対|はんたい}}がわにできます。
 
太陽は、東の空から南の空を通って、西に{{Ruby||うご}}きます。太陽が動くとともに、日光でできるかげも動きます。
 
太陽の向きで、かげのできる{{ruby||む}}きがかわるので、かげの向き(むき)から、おおよその時刻(じこくわかります。
 
このような{{ruby|仕組み(|しく}}利用(りようした{{ruby|時計|とけい}}に、日時計(ひどけい)があります。
 
 
[[Image:Surprise Crossing Granite Sundial by Carmichael.jpg|thumb|left|250px|日時計(ひどけい)]]
[[Image:USA Antelope-Canyon.jpg|thumb|center|200px|がけの上から入ってきた光が、ホコリによって見えている、様子(ようす)。]]
 
{{clear}}
=== 光(ひかり)んしゃ(反射)ねかえりかた ===
 
[[Image:Mirror.jpg|thumb|left|180px|鏡(つぼや背後の植物が映る)]]
 
光は、かがみ(鏡)で、はねかえります。
光が、はねかえることを、<big>はんしゃ</big>(反射)と、いいます。
 
 
{{clear}}
=== 水のなかでの、ひかり ===
[[Image:RefractionVerre.jpg|thumb|left|水中にある、ものの見え方。]]
[[File:Crayon_brise.png|thumb|上にあるのは、見てる人の目を、あらわしてる。赤い矢印(やじるし)が、光を、あらわしてる。]]
 
光は、水中に入るときに、まがります。そのため、水中にあるものは、ゆがんで見えます。光は、水面に入るときと、水面から出るときに、まがります。しかし、そのほかのときは、まっすぐにすすんでいます。水中でも、ひかりは、まっすぐに、すすんでいます。
 
[[Image:Mirror.jpg|thumb|left|180px|鏡(つぼや背後の植物映る)]]
光が、水面などで、まがることを、<big>くっせつ</big>(屈折)といいます。
 
光は、'''かがみ(鏡)'''はねかえります。
光がまがるのは、光が水に出入りするときだけでは、ないです。光がガラスに出入りするときも、くっせつします。とうめいなプラスチックに、光が出入りするときも、くっせつします。
 
{{clear}}
 
=== 太陽の光の温度 ===
日なたは、明るくてあたたかく、日かげは、暗くつめたいというせいしつがあります。そこで、日なたと日かげの地面の{{ruby||あたた}}かさのちがいなどについて学習しましょう。まず、{{ruby|温度|おんど計とよぶ温度をはかる道具の使い方をおぼえましょう。
 
[[File:Thermometer CF.svg|thumb|300px|right|左の「℃」(「どシー」と、よむ。)とかかれた温度計が日本で使われている温度計です。(右のは、アメリカでの温度計で、日本では使わないので、間違えないでください。)]]
 
<big>温度計</big>(おんどけい)は、'''えきだめ'''とよぶ赤いえきたいのたまっている部分にふれている土や水、空気などの温度をはかる道具です。温度計はこわれやすいため、あつかう時は、じゅうぶん気をつけましょう。