「C++/C++特有の概念」の版間の差分

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編集の要約なし
68 行
</syntaxhighlight>
 
しかし、C++では、一部機能が追加されて、また入出力はより直観的な方法を使うことが直されるようになりした
以下は同じ内容をC++の機能を用いて書き直したものです。
 
84 行
ここではこのソースコードについて簡単に説明します。
 
* 1行目は、新しいスタイルのヘッダです。<br>Cでは{{code|#include <stdio.h>}}のようにファイル名を指定しましたが、これは古いスタイルのヘッダで、C++では新しいスタイルのヘッダを使い、標準識別子を指定します。新しいスタイルのヘッダは、ファイル名ではないので「.h」拡張子がありません。古いスタイルのヘッダは、まだ引き続き使用できますが、推奨されません。標準Cヘッダを新しいスタイルで書くと、にcが付きます。例えば、{{code|#include <stdio.h>}}{{code|#include <cstdio>}}となります。
* 2行目は、std名前空間で定義された識別子(この場合は cout){{code|cout}}){{code|std::}} 前置句なしに参照可能にしています。
* 3行目は、任意の空白行です。
* 4行目から8行目は、main関数の定義です。
* 5行目から8行目は、ブロックというまとまりです。
* 6行目は、出力演算子による出力操作です。<br>Cではコンソール出力に、printf関数を用いましたが、C++では「{{code|<<出力}}演算子」を使って、改善された方法で出力を行うことができます。Cでは{{code|<<}}は左シフト演算子でしたが、C++ではその機能に加えて、出力演算子として用いることができます。これは後で解説する演算子のオーバーロードの例でもあります。
* 7行目は、return文です。
* 6と7行目が、タブ入力空白により他の行よりってから始ま側に偏っているのは、字下げインデントのためです。
 
=== オブジェクト指向との関連 ===