「高等学校工業 機械設計/その他」の版間の差分

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幾何モデルなどの用語
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工業用でない(ゲーム業界やアニメ業界などの用途の)3D-CGソフトなどだと、立体モデルではなく面モデルで処理しているものもある。
 
面モデル方式(「サーフェスモデル」という)は、これはこれで処理速度が速いので、利点はあるが、しかし工業用途としては、やや不便である。
 
面モデル方式(「サーフェスモデル」という)は、これはこれ中身が空洞あるが、ひきかえに長所として処理速度が速いので、ゲーム用途やアニメ産業用途などではサーフェスモデルにも利点はあるが、しかし工業用途としては、サーフェスモデルは、やや不便である。
 
 
なお、針金で線をつないだように表す方式は「ワイヤーフレーム」方式という。描画速度だけなら、ワイヤーモデルなた情報量が少ないので、ワイヤーモデルも描画が素早い
 
 
こういった3Dデータの内部処理のしかたのモデル方式の種類のことを、幾何モデル(きかモデル、geometric model)という。
つまり、幾何モデルには、つぎの3種類がある。
:ワイヤーフレームモデル、
:サーフェスモデル、
:ソリッドモデル、
の3種が幾何モデルである。
 
 
3次元キャドは高性能だが、実際には3次元キャドだけで設計するのではなく、設計上の注釈や設計意図などを書き加えるために二次元キャドを併用することもある。(※ 検定教科書がそう言っている。)
 
 
:※ 取引先の中小零細企業が、高価な3次元キャドを保有して無い場合もあるので、製作図は2次元キャドで書くのが一般的。
※ 検定教科書でも、理由は述べてないが、製作図は2次元キャドで書くのが一般的だと検定教科書で言っている。
 
3次元キャドは、干渉チェックの機能もあるので、部品が多いなどの複雑な製品の、組立て図などで用いられる場合がある。(※ 検定教科書もそう言っている。)
 
 
要するに、
:2次元キャドは製作図に向いている。
:3次元キャドは組立て図に向いている。
 
 
なお、組立て工程のことを英語で「アセンブリ」という。
 
:※ パソコンのアセンブラ言語とは無関係なので、混同しないように。
 
 
さて、世間のビジネス評論では紙を使わない仕事が褒められているが、いまのところキャドソフトには、プリンタやプロッタなどの印刷出力装置への出力機能がついている。
 
 
2次元キャドで書き上げた図面は、ハードディスク(社内サーバーのハードディスク)などに保存した上で、印刷出力して紙でも保管するのが一般的である。(※ 検定教科書でも、印刷について、若干、ふれている。2次元キャドに限定していないが、製造業の慣習として、通常、2次元キャドによって作成した図面データの保管方法である。)