「C言語/制御文」の版間の差分

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== 演算子 ==
=== 比較演算子 ===
条件判定式の <code>if(a <= b)</code> などの <nowiki> <= </nowiki>や <nowiki> >= </nowiki> や <nowiki> == </nowiki> などが来る部分の演算子のことを比較演算子(ひかく えんざんし)という。比較演算子について詳しく[[C言語/演算子と式#比較演算子]]を参照せよ。
 
{|class="wikitable"
|+ 関係演算子
! 演算子の名称 !!   例   !! 意味
|-
| <演算子 || a < b || aの値がbより小さければ1、それ以外の場合は0
|-
| >演算子 || a > b || aの値がbより大きければ1、それ以外の場合は0
|-
| <=演算子 || a <= b || aの値がbと等しいか、aの値がbより小さければ1、それ以外の場合は0 <br> つまりaがb以下なら1、それ以外の場合は0
|-
| >=演算子 || a >= b || aの値がbと等しいか、aの値がbより大きければ1、それ以外の場合は0 <br> つまりaがb以上なら1、それ以外の場合は0
|-
 
|}
 
これらの論理演算では、条件を満たしているなら、if文などは 1 を返す。
 
条件が満たされていないなら、 if文などは 0 を返す。
 
 
たとえば
if(a <= b)
の場合で、もし aの値 が b以下 なら、このif文は内部処理的に 1 を返す。
 
いっぽう、
if(a <= b)
の場合で、もし aの値 が bの値 よりも大きいなら、このif文は内部処理的に 0 を返す。
 
 
標準C言語には論理型が無いが(C言語に「真」または「偽」のどちらかの値だけの型は無い)、1は「真」、0は「偽」と考えておけば、普通の利用法では問題ない。(なお、C++には論理型がある。)
 
条件を満たしている場合の1か0かについては、通常の利用法ではコンパイラが判断するので、プログラマーはあまり1か0かといった返される数値については考える必要は無い。
 
 
=== 論理演算子 ===
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=== 増分及び減分演算子 ===
増分及び減分演算子については[[C言語/演算子と式#増分及び減分演算子]]を参照せよ。
 
 
== 脚注 ==