「C言語/データ型と変数」の版間の差分

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C言語でのprintf中にある""は、「これから画面に表示を行う」という意味だけを表し、けっして、引用符""内にある文字列「%d」をそのまま画面に表示したりはしない。
 
なお、「%d」とは、「10進数で表示しろ」という意味のキーワードである(「フォーマット指定子」というものの一種)。(十進数を英語でdecimal (デシマル)という。そのdecimal の頭文字。) 十進数とは、私達がふだんモノをかぞえるときに、8→9→10のように 9の次は「10」というように位があがりますが、その普段どおりの数え方です。
 
コンピュータでは、ばあいによっては、普通とはちがう数えかたで「二進数」(にしんすう)という数え方をする場合もあるので、そういう場合との区別をする必要があります。二進数とは、0 → 1 → 10 → 11 → 100 → 101 のような、0と1だけを使ったモノの数え方です。
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10進数以外の、16進数や8進数での printf 関数による表示は、下記のようになります。
 
:10進数では表示指定のフォーマット指定子 %d でしたが、

:8進数では、表示フォーマット指定が %o になります。
:16進数ではフォーマット指定子が %x です。

:なお、2進数の表示は、標準C言語では用意されていないです。
 
%の次の「o」や「x」の由来は、8進数を「oct」(オクト)といい、16進数を「hex」(ヘキサ)というのに由来しています。