「小学校理科/3学年」の版間の差分

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やや加筆。
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{{clear}}
 
== かげと太陽の光 ==
<big>'''<span style="color:Red">※ちゅうい けっして太陽の光を、じかに、ちょくせつ見てはいけません。太陽をちょくせつ 見ると、目をいためてしまいます。'''
 
=== かげはどようにしてでき ===
[[Image:Ombre-01.JPG|thumb|left|太陽の日光とかげについて。<br>(※図中の文字はフランス語です。)|230px]]
[[Image:Ombre-02.JPG|thumb|right|{{Ruby|電球|でんきゅう}}の光(ひかり)と、影(かげ。<br>(※図中の文字はフランス語です。)|250px]]
[[Image:Glasmurmel mit Schatten auf kariertem Grund 2007 02 14.JPG|thumb|right|200px|ボールのうしろの、かげ]]
[[File:太陽の一日の動き.svg|thumb|400px|太陽の1日の動き。]]
かがみで{{Ruby|太陽|たいよう}}の光(日光)をはねかえすと、日光は、まっすぐ進みます。日光の通り道に、日光をさえぎるものがあると、かげができます。日光が物に当たると、かげは、太陽の{{ruby|反対|はんたい}}がわにできます。
 
太陽は、東の空から南の空を通って、西に{{Ruby|動|うご}}きます。太陽が動くとともに、日光でできるかげも動きます。太陽の光は、まっすぐ進みます。
 
太陽の向きで、かげのできる{{ruby|向|む}}きがかわるので、かげの向きから、おおよその時こくがわかります。
 
このような{{ruby|仕組|しく}}みをりようした{{ruby|時計|とけい}}に、日時計があります。
 
 
[[Image:Surprise Crossing Granite Sundial by Carmichael.jpg|thumb|left|250px|日時計]]
 
=== 太陽の光の温度 ===
日なたは、明るくてあたたかく、日かげは、暗くつめたいです。そこで、日なたと日かげの{{ruby|温|あたた}}かさのちがいなどについて学習しましょう。まず、{{ruby|温度|おんど}}計という温度をはかる{{ruby|道具|どうぐ}}の{{Ruby|使|つか}}い方をおぼえましょう。
 
[[File:Thermometer CF.svg|thumb|300px|right|左の「℃」とかかれた温度計が日本で使われている温度計です。※右のものは外国で使われている温度計なので、左のほうを見てください。]]
 
 
{{Ruby|温度計|おんどけい}}は、'''えきだめ'''と色のついたえきたいのたまっている部分にふれている土や水、空気などの温度をはかる道具です。温度計はこわれやすいため、あつかう時は、じゅうぶん気をつけましょう。
 
'''{{Ruby|注意|ちゅうい}}'''
* 温度計で土をほったり、かたい物にぶつけたりしない。ふりまわさない。
* つくえなどの上においたままにしない。
* 使わない時や{{Ruby|持|も}}ち{{Ruby|運|はこ}}ぶ時は、ケースに入れる。
 
=== 目もりの読み方 ===
おんどをはかりはじめたら、えきが、うごかなくなるまで、まちます。えきの先が動かなくなってから、えきの先の目もりを読みましょう。0から何めもりのところに、えきの先があるかを読みます。えきの先と、目の高さを合わせましょう。温度計がななめになっている時は、温度計と直角になるようにして、えきの先の目もりを読みましょう。
 
温度を記ろくするときは、はかった温度の数のうしろに「{{Ruby|度|ど}}」または 「{{Ruby|℃|度()}}」 というたんいをつけます。
 
== ゴムのはたらき ==
ゴムには、のびるともとにもどろうとするせいしつがあります。ゴムの力の大きさが{{Ruby|変|か}}わると、物の動き方の{{Ruby|様子|ようす}}は変わります。
 
== 風のはたらき ==
風の力をりようして、{{Ruby|物|もの}}を{{Ruby|動|うご}}かすことができます。風の力の大きさが{{Ruby|変|か}}わると、物の動き方の{{Ruby|様子|ようす}}は変わります。
 
 
== 明かりをつけよう ==
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などかもしれません。わからなければ、おとなの人にきいてください。
 
=== 電気を通すものと通さないもの ===
 
 
身の回りには'''電気'''を通す{{Ruby|物|もの}}とそうではない物があります。電気を通す物を'''金ぞく'''といいます。
 
金ぞくには、'''{{Ruby|鉄|てつ}}'''や'''{{Ruby|銅|どう}}'''や'''アルミニウム'''などがあります。
 
豆電球とどう線、かん電池を使ってどんな物が電気を通すか調べてみましょう。金ぞくであっても、間にペンキがぬってあったり紙をはさんだりと、あいだに電気をながせない{{Ruby|他|ほか}}のものがあると、電気は通りません。
 
'''電気を通すもののれい''':1円玉、10円玉、鉄くぎ、ねじ、アルミはく、はさみの切る{{ruby|部分|ぶぶん}}、はり、ゼムクリップ、金ぞくせいスプーン・フォーク、{{ruby|包丁|ほうちょう}}の{{Ruby|は|・}}など ※あぶないので、包丁ではじっけんしないでください。
 
'''電気を通さないもののれい''':竹ものさし、プラスチックものさし、かがみの{{ruby|表面|ひょうめん}}、ぬの、だんボール、紙、ペットボトル、ペットボトルのふた、消しゴム、はさみの{{Ruby|持|も}}つ部分、かん※{{ruby|表面|ひょうめん}}のとりょうをはぐと通る。
 
=== おもちゃを作ろう ===
{{ruby|豆電球|まめでんきゅう}}とかん電池をりようしたおもちゃを作ってみましょう。
;スイッチ
回路をつないだり切ったりすると、豆電球をつけたり{{Ruby|消|け}}したりすることができます。これをりようするとスイッチが作れます。
 
== じしゃくのひみつ ==
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じしゃくは、'''{{ruby|鉄|てつ}}'''でできているものを引きつける力があります。たとえばクリップなど、です。また、アルミニウムなどの鉄いがいの金ぞくやプラスチックなど、鉄でできていない物は、じしゃくを引きつけません。また、鉄でできた空きかんなど、間にとりょうなどがぬってあってもじしゃくを引きつけられます。
[[File:Magnet0873.png|thumb|right|220px|さてつ]]
すなの中には、「'''{{Ruby|砂|さてつ}}'''」とよばれる、じしゃくを引きつけるものがあります。なお、さ鉄を{{Ruby|集|あつ}}めるには、ポリエチレンやビニルなどのふくろの中に、じしゃくを入れて、すなに近づけるとよいでしょう。
 
=== じしゃくのきょく ===
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=== 鉄とじしゃく ===
じしゃくにくっついた{{ruby|鉄|てつ}}は、じしゃくになります。じしゃくのNきょくまたはSきょくで、くぎやゼムクリップを、同じ{{Ruby|方向|ほうこう}}に、2~3回こすり、そして、それを、べつのくぎやゼムクリップにくっつけてみましょう。鉄は、じしゃくになります。
 
=== ほういじしゃく ===
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# 止まった方角を読み{{Ruby|取|と}}ります。
 
== かげと太陽の光 ==
<big>'''<span style="color:Red">※ちゅうい けっして太陽の光を、じかに、見ては、いけません。太陽を、ちょくせつ 見ると、目を、いためてしまいます。'''
</big>
 
=== かげはどのようにしてできるか ===
[[Image:Ombre-01.JPG|thumb|left|太陽の日光とかげについて。<br>(※図中の文字はフランス語です。)|230px]]
[[Image:Ombre-02.JPG|thumb|right|電球(でんきゅう)の光(ひかり)と、影(かげ)。<br>(※図中の文字はフランス語です。)|250px]]
[[Image:Glasmurmel mit Schatten auf kariertem Grund 2007 02 14.JPG|thumb|right|200px|ボールのうしろの、かげ]]
[[File:太陽の一日の動き.svg|thumb|400px|太陽の1日の動き。]]
かがみで{{Ruby|太陽|たいよう}}の光(日光)をはねかえすと、日光は、まっすぐ進みます。日光の通り道に、日光をさえぎるものがあると、かげができます。日光が物に当たると、かげは、太陽の{{ruby|反対|はんたい}}がわにできます。
 
太陽は、東の空から南の空を通って、西に{{Ruby|動|うご}}きます。太陽が動くとともに、日光でできるかげも動きます。
 
太陽の向きで、かげのできる{{ruby|向|む}}きがかわるので、かげの向きから、おおよその時こくがわかります。
 
このような{{ruby|仕組|しく}}みをりようした{{ruby|時計|とけい}}に、日時計があります。
 
 
[[Image:Surprise Crossing Granite Sundial by Carmichael.jpg|thumb|left|250px|日時計]]
 
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=== 太陽の光の温度 ===
日なたは、明るくてあたたかく、日かげは、暗くつめたいです。そこで、日なたと日かげの{{ruby|温|あたた}}かさのちがいなどについて学習しましょう。まず、{{ruby|温度|おんど}}計という温度をはかる{{ruby|道具|どうぐ}}の{{Ruby|使|つか}}い方をおぼえましょう。
 
[[File:Thermometer CF.svg|thumb|300px|right|左の「℃」とかかれた温度計が日本で使われている温度計です。※右のものは外国で使われている温度計なので、左のほうを見てください。]]
 
 
{{Ruby|温度計|おんどけい}}は、'''えきだめ'''と色のついたえきたいのたまっている部分にふれている土や水、空気などの温度をはかる道具です。温度計はこわれやすいため、あつかう時は、じゅうぶん気をつけましょう。
 
'''{{Ruby|注意|ちゅうい}}'''
* 温度計で土をほったり、かたい物にぶつけたりしない。ふりまわさない。
* つくえなどの上においたままにしない。
* 使わない時や{{Ruby|持|も}}ち{{Ruby|運|はこ}}ぶ時は、ケースに入れる。
 
=== 目もりの読み方 ===
おんどをはかりはじめたら、えきが、うごかなくなるまで、まちます。えきの先が動かなくなってから、えきの先の目もりを読みましょう。0から何めもりのところに、えきの先があるかを読みます。えきの先と、目の高さを合わせましょう。温度計がななめになっている時は、温度計と直角になるようにして、えきの先の目もりを読みましょう。
 
温度を記ろくするときは、はかった温度の数のうしろに「{{Ruby|度|ど}}」または 「{{Ruby|℃|ど}}」 というたんいをつけます。
 
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=== 地めんの温度としめりぐあい ===
日なたと日かげでは、地めんの温度としめりぐあいに、大きなちがいがあります。日なたの地めんは、日光によって温められるため、温度が高くなります。日かげの地めんは、日光が当たらないため、温度はあまり高くなりません。
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* '''虫めがねをつかって{{ruby|太陽|たいよう}}を見てはいけません。'''目が見えなくなることがあります。
 
== ゴムはたらきせいしつ ==
{{Ruby|物|もの}}から音が出たりつたわったりすると、物はふるえます。
ゴムには、のびるともとにもどろうとするせいしつがあります。
 
== 風のはたらき ==
 
== ものの{{ruby|重|おも}}さ ==