「高等学校生物/生物II/遺伝情報の発現」の版間の差分

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ルシフェラーゼの応用は細胞融合ではないので、章の構成を修正。
→‎植物細胞の培養: ランの組織培養
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いっぽう、高いサイトカイニン濃度、および、低いオーキシン濃度では、カルスは芽に分化する。(2016年現在の新課程生物でも、範囲内。数研出版や啓林館の検定教科書に記述あり。)
 
:(※ 出版社名を調査中. 新課程に説明追加されたらしい。) 繁殖の難しい植物や希少植物の場合に、組織培養が用いられる。観賞用のランの多くは、(※ 一般の方法では増殖が難しいので)組織培養によって(観賞用ランが)量産されている。
*茎頂培養
 
 
* 茎頂培養
:(2016年の現時点では、検定教科書に記述が見られない。旧課程の参考書(チャート式など)には記述あり。新課程では、資料集(実教出版)や参考書(チャート式)にも見当たらない。)
培養元の細胞片がウイルスに感染していると、培養中にウイルスごと培養して増殖してしまう。植物の茎の頂上である茎頂(けいちょう)の組織は、つねに成長分裂をしているので(茎頂分裂組織)、一般に、まだウイルスに感染していない(ウイルスフリー)。なので茎頂から採取した細胞片が、培養によく用いられる。(これを「茎頂培養」という。)