「高等学校理科 生物基礎/免疫」の版間の差分

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さて、MHCには主に2種類あり、クラスIとクラスIIに分類される(※ 数研出版の教科書で図中でのみ紹介)。
 
::(※ 出版社名不明: )MHCクラスIは主にキラーT細胞によって認識される。MHCクラスIIは、主にヘルパーT細胞によって認識される。
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T細胞に存在する、抗原を認識する受容体のことを'''T細胞受容体'''(TCR)という。(※ いちおう、東京書籍と第一学習社の高校教科書にTCRの紹介があるが、他社の教科書には見られない。
 
::MHCの先端には、体内に侵入してきた病原体など有機の異物のタンパク質を分解した断片が、くっつけられ、提示される仕組みであり、(※ 第一学習社の教科書で紹介)「ペプチドMHC分子複合体」という。(ここでいう「ペプチド」とは、(タンパク質を構成している単位物質である)アミノ酸からなる化合物というような意味かと。)※ 東京書籍『生物』(専門生物でも、用語は無いが、同等の機構を本文で紹介。
::(※ 範囲外: )「MHC」の用語の意味が20世紀の21世紀で若干変わり、MHCとは昔は(拒絶反応などに関わる)遺伝子のことだったので、(拒絶反応などに関わる)タンパク質のことを言う場合には、区別して(タンパク質のほうを)「MHC分子」というようになった。