「高等学校生物/生物IB‐生態系」の版間の差分

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「補償深度」の話題が抜けていた。ついでに「富栄養化」なども追加。
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また、過度の森林伐採などにより、土壌の保水性が失われたために、その土地で植物が育たなくなる'''砂漠化'''(さばくか)も起きている。
 
 
== ※ 水系の環境 ==
:※ 著作中
 
=== 補償深度 ===
:※ 啓林、数研の専門『生物』に記載あり。
 
植物プランクトンによる光合成量と消費量のつりあう水深のことを'''補償深度'''(ほしょう しんど)という。
 
補償深度は、外洋で水深100メートルまでに存在している。
 
=== 富栄養化 ===
:※ 中学でも社会科で「富栄養化」を習ってるが、中学理科では実は習ってない。
:※ 啓林、数研の専門『生物』に記載あり。
 
植物プランクトンなどにとっての栄養に富んだ湖などの事を'''富栄養湖'''(ふえいよう こ)という。生活排水や農業廃水などに含まれるリンなどの成分の流入によって、富栄養湖になっている場合もある。
 
また、湖などが、そのように栄養の多い湖になる事を'''富栄養化'''(ふ えいようか)という。
 
「栄養」と聞くと、よさそうに聞こえるが、これはプランクトンにとっての栄養という意味であるので、水中の水草や魚などにとっては、プランクトンの増大が害になっている場合もある。
 
なぜなら、プランクトンにより日照がさえぎらるので、水草は光合成をできなくなる。また、大量のプランクトンのせいで水中の酸素量の低下などを引きおこされ、酸欠状態になる。
 
過去には、富栄養化した湖などで魚介類の大量死が発見される場合もあった。(※ 数研の『生物基礎』に記述あり。)
 
赤潮(あかしお)の原因も、水質の富栄養化である。(※ 数研の『生物基礎』に記述あり。)
 
 
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