「生活と進路」の版間の差分

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全学校において、何年制か付記。
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=== 就学前教育 ===
;幼稚園
:幼稚園は、簡単にいえば遊ぶところである。遊びながら、経験を積んで学ぶという思想が根底にあるので、授業はない<ref>ただし、工作などの時間がある場合が多い。また、「授業」のようなことを行うところもある</ref>。幼稚園の先生は、小学校と同じ「{{ruby|教諭|きょうゆ}}」という職であり、教育人である。多くは3年制だが、2年制や4年制などのものもある。管轄は文部科学省である。
; 保育園
:一般に保育園と呼ばれているが、正式には保育所である。保育所は法的には学校ではなく、児童福祉施設であり、忙しい親に代わり子守をする施設である。ただし、保育所でも友達を作れるので、学ぶことは多い。保育所の先生は、「保育士」であり、福祉人である。管轄は厚生労働省である。年数は決まっていないが、3年制や6年制のものが多い
;盲学校の幼稚部、聾学校の幼稚部、養護学校の幼稚部
:目が見えない、耳が聞こえない、そのほかの障害がある人に対して、幼稚園に準ずる教育を行う学校である。普通の幼稚園ではうまくサポートできないこともサポートしてもらえる。幼稚部の先生は、『「教諭」または「保育士」』であり、『教育人 または 福祉人』である。
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=== 初等教育 ===
;小学校
:小学校では、実生活に必要なことを中心に学ぶ。このようなことを教えることは「初等普通教育」と呼ばれる。6年制である。国語(書写)、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作[図工]、家庭、体育、外国語(原則として英語)、道徳<ref name="moral">道徳については「特別の教科」という扱いである。また、私立学校では、道徳の代わりに宗教の授業を行うことがある。</ref>の教科がある。生活は2年まで、理科と社会は3年から、家庭と外国語は5年から学ぶ。他に、特別活動(学級活動[学活])、総合的な学習の時間(3~6年)、外国語活動(3・4年)、クラブ活動、児童会活動、委員会活動もある。
;盲学校の小学部、聾学校の小学部、養護学校の小学部
:目が見えない、耳が聞こえない、そのほかの障害がある人に対して、小学校に準ずる教育を行う学校である。普通の小学校ではうまくサポートできないこともサポートしてもらえる。
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==== 前期課程 ====
;中学校
:小学校の内容をさらに発展させた内容などを学び、社会の一員となって、自分自身を{{Ruby|活|い}}かせるようになることを学ぶ。このようなことを教えることは「中等普通教育」と呼ばれる。3年制である。国語(書写)、社会、数学、理科、音楽、美術、保健・体育、技術・家庭、外国語(原則として英語)、道徳<ref name="moral"/>の教科がある。このほかにも特別活動(学級活動[学活])、総合的な学習の時間、生徒会活動、委員会活動もある。
;盲学校の中学部、聾学校の中学部、養護学校の中学部
:目が見えない、耳が聞こえない、そのほかの障害がある人に対して、中学校に準ずる教育を行う学校である。普通の中学校ではうまくサポートできないこともサポートしてもらえる。
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==== 後期課程 ====
;高等学校
:中学校の内容をさらに発展させた内容などを学ぶ。3年制である。大まかに分けると、大学教育の基礎となる普通科と、職業や専門分野の基礎を学ぶ専門学科の2種類がある。これらの学科ごとに、学校で学ぶ内容が大きく変わってくる。
:また高等学校には、おもに朝から夕方前まで授業を受ける全日制の課程と、夜などの特別の時間や特別の時期に授業を受ける定時制の課程と、読書やレポートなどを中心とする通信制の課程の3種類があり、自分の都合や好みによって選択して入学する。義務教育には含まれていないため、進学するかしないかは自由であるが、中学生の約98.8%が高校に進学しており<ref>文部科学省「学校基本調査」より。</ref>、進学は当然のことのようになっている。
;盲学校の高等部、聾学校の高等部、養護学校の高等部
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== 各学校の入学資格 ==
=== 幼稚園 ===
満3歳から(ただし場合によって異なる)小学校の就学の始期に達するまでの人が入学できる。
 
=== 小学校 ===