「チェス/チェスとは」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
w:より
 
M 赤リンクをwikipediaへのリンクへ変更。
2 行
=== 用具 ===
[[Image:Staunton chess set.jpg|thumb|right|標準的なチェスセットと対局時計]]
* [[w:チェスボード|チェスボード]](チェス盤) - 縦横8マスずつに区切られ、白と黒(またはそれに代わる濃色と淡色)で[[w:市松模様|市松模様]]に塗り分けられた盤。
* [[w:駒|駒]] - [[w:キング (チェス)|キング]](King)・[[w:クイーン (チェス)|クイーン]](Queen)・[[w:ビショップ|ビショップ]](Bishop)・[[w:ナイト (チェス)|ナイト]](Knight)・[[w:ルーク|ルーク]](Rook)・[[w:ポーン|ポーン]](Pawn)の6種類。それぞれ動きが決まっている。([[w:チェス#駒の動き|駒の動き]]参照)
** このうちポーンとキングを除く4種類を特に(狭義の)'''ピース'''(役駒)という。
** 役駒のうちクイーンとルークを[[w:大駒|大駒]]('''メジャーピース''')、ビショップとナイトを[[w:小駒|小駒]]('''マイナーピース''')と呼ぶ。
* 正式な対局では対局者自身による[[w:棋譜|棋譜]]の記録が求められる。
* [[w:持ち時間|持ち時間]]制の対局では[[w:対局時計|対局時計]]が使用される。
 
=== 基本ルール ===
14 行
* ナイトを除き、他の駒を飛び越して移動することはできない。
* 自分の駒を動かすとき、移動先のマスに相手の駒があればその駒を取り、取った駒の在ったマスへ移動する。一度取られた駒は盤上から除去する。
* 競技者は相手のキングを[[w:チェックメイト|チェックメイト]]([[w:詰み|詰み]])することを目指す。(詳細は勝敗の決め方を参照)
* 特殊なルール(駒の動きで説明)
** キャスリング
47 行
=== 駒の動き ===
 
==== [[w:キング (チェス)|キング]](K) ====
{| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3"
|-
73 行
** キングの移動するルート上に相手の駒が利いていない。
 
==== [[w:クイーン (チェス)|クイーン]](Q) ====
{| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3"
|-
89 行
* 縦横斜め方向にどこまでも動ける。
 
==== [[w:ビショップ|ビショップ]](B) ====
{| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3"
|-
105 行
* 斜め方向にどこまでも動ける。
 
==== [[w:ナイト (チェス)|ナイト]](N) ====
{| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3"
|-
123 行
* その際、他の駒を飛び越えて移動する。
 
==== [[w:ルーク|ルーク]](R) ====
{| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3"
|-
139 行
* 縦横方向にどこまでも動ける。
 
==== [[w:ポーン|ポーン]](P) ====
{| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3"
|-
166 行
=== 勝敗の決め方 ===
* どちらか一方が、チェックがかかっていてかつ、ルール上可能な着手がなくなったとき、負けとなる。すなわち、相手のキングを追い詰め、チェックの回避ができない状態にすれば勝ちである。この状態を'''チェックメイト'''(詰み)という。
* どちらか一方が、自分の手番のときに'''リザイン'''([[w:投了|投了]])することで負けとなる。たいていの場合、自分のキングが詰み筋に入った場合や、駒損が多く引き分けにも持ち込めない場合にリザインする。
* [[w:持ち時間|持ち時間]]制の場合、持ち時間が切れると負けになる。
 
==== 引き分けについて ====
チェスは将棋と違い、以下の場合引き分けとなる。
* 自分の手番で、自分のキングにチェックはかかっていないが、合法手がない場合。([[w:ステイルメイト|ステイルメイト]])
* 双方に相手のキングをチェックメイトできる駒がなくなったとき。次の駒の組合せの場合、たとえ相手の駒がキングだけであってもチェックメイトできない。
** キング+ビショップ
** キング+ナイト
** (キング+ナイト+ナイト)(理論的には可能。ただし、そのためにはチェックメイトされる側がチェックメイトされるように動く必要がある。)
* 同一局面が3回現れた場合。([[w:千日手|千日手]])
** 連続チェックでの千日手は特に'''パペチュアルチェック'''という。
* 50手連続して両者ともポーンを動かす、相手の駒を取る、という事がない時。(50手ルール)
187 行
* その他、基本ルールに反する行為として、2手続けて指す、ポーンが成れない状況で成る、ポーンが成った駒を再びポーンの状態に戻す、なども反則と考えられ、無効となる。
* 一度手を触れた駒は上記の手を除き、必ず動かさなければならない場合もある。('''タッチアンドムーブ''')
 
[[Category:チェス|*]]