「高等学校生物/生物I/環境と動物の反応」の版間の差分

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しだいに神経伝達物質は、再吸収されたり、あるいは酵素(コリンエステラーゼなど)によって分解されたりするので、興奮や抑制は、しだいに終わっていく。そして、次に来る信号が伝達可能になる。
:(※ 範囲外: )アセチルコリンの化学式はエステル構造である<ref>今井正 ほか『標準薬理学 第7版』 、医学書院、2015年3月25日 第7版 第1刷、P226</ref>。エステルの意味については『[[高等学校化学I/脂肪族化合物/エステル]]』を参照のこと。
:※ 「コリンエステラーゼ」という名前からは まぎらわしいが、コリンエステラーゼは、(コリンをエステル化するのではなく、)アセチルコリンを分解してエステルと酢酸に分解する酵素である。
 
 
興奮性の伝達物質を放出するシナプスを'''興奮性シナプス'''(excitatory synapse)といい、いっぽう、抑制性の伝達物質を放出するシナプスを'''抑制性シナプス'''(inhibitory synapse)という。
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*参考:毒ガスのサリン
神経毒のサリンは、アセチルコリンの分解を行う酵素(コリンエステラーゼ)の働きを、さまたげる。(数研の(チャート式だけでなく)専門生物の検定教科書にも書いてある。)
 
 
=== 神経系の種類 ===