「薬理学/生理活性物質と消化器作用薬」の版間の差分

編集の要約なし
編集の要約なし
編集の要約なし
プロスタグランジンを製剤化したプロスタグランジン製剤(主にPGE1<ref>『シンプル薬理学』、P200 </ref>)が一部では用いられているが、しか通常ではエイコサイノドは薬剤としては用いない場合が多い。なぜなら薬剤としては副作用が多く、薬剤としての利用は比較的に限られる<ref>『NEW薬理学』、P179 </ref>。
:※ エイコサノイドの臨床応用の具体例について、『標準薬理学』に詳しい記述あり。
 
 
 
なお、シクロオキシゲナーゼ(COX)には、少なくともCOX-1とCOX-2の2種類がある事が分かっている。
== プロスタグランジン関連の薬剤 ==
* [[薬理学/抗炎症薬および関連薬#非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)]]
 
 
== トロンポキサン関連の薬剤 ==
'''オザグレル'''はトロンポキサンチン(TXA2)合成酵素阻害薬であり、血小板凝集抑制の作用がある。
:※ トロンポキサンチンA2(TXA2)に血小板凝集の作用があり、そのトロンポキサンチンを合成阻害するので、結果的に血小板凝集抑制である。
 
'''セラトロダスト'''および'''ラマトロバン'''はTXA2受容体拮抗薬である。
 
ラマトロバンはアレルギー性鼻炎に使われる<ref>『パートナー薬理学』、P392 </ref>。セラトロダストは喘息に使われる<ref>『パートナー薬理学』、P392 </ref>。副作用として血液凝固抑制作用があるので、注意。
 
 
== サイトカイン阻害薬 ==
'''スプラタスト'''は、アレルギー性鼻炎(花粉症<ref>『標準薬理学』、P594 </ref>)、アトピー性皮膚炎などに使われる。
TH2サイトカインのIL-4やIL-5の酸性を阻害して、I<sub>g</sub>E産生を低下させる<ref>『パートナー薬理学』、P392 </ref>。
 
IL-4とはインターロイキン4のこと。同様にIL-5とはインターロイキン5のこと。
 
 
== 抗ヒスタミン薬 ==
抗ヒスタミン薬)ヒスタミンH<sub>1</sub>受容体拮抗薬)は第一世代と第二世代に分けられる。第一世代のほうが「古典的」<ref>『標準薬理学』、P594 </ref>。
 
現在の鼻炎薬として用いられるのは、主に第二世代薬である<ref>『NEW薬理学』、P139 </ref><ref>『パートナー薬理学』、P390 </ref>。
 
 
第一世代は、さらに分類され、
:エタノールアミン系、 (代表例: '''ジフェンヒドラミン'''、ジフェニルピラリン)
:プロピルアミン系、
:ビペラジン系、(代表例: '''ホモクロルシクリジン''')
:ビペリジン系、(※ ビペラジンとは異なる.)
などの系統別に分類される。
 
皮膚炎などを治すのに投与される場合もある。
 
エタノールアミン系の一種であるジフェンヒドアミンは、眠気や倦怠感などの鎮静作用、制吐作用をもよおすので、乗り物酔い止め薬(医学用語的には「動揺病」の薬)や不眠症の薬にも使われる。
:※ 「鎮静」と言うと大層に聞こえそうだが、要するに、ここでは眠気や倦怠感などのこと。
副作用として眠気などの中枢作用があるので、服用後は自動車の運転や機械操作を避ける必要がある<ref>『NEW薬理学』、P137 </ref><ref>『標準薬理学』、P595 </ref>。
 
 
第二世代は、作用にもとづき「鎮静性」と「非鎮静性」に分類される場合もある。
 
第一世代薬の中枢抑制作用は、主に、血液脳関門の突破によるものであるので、なので製薬開発では化学修飾で親水性を高めれば(脂溶性が低下するので)血液脳関門を突破しなくなる、と考えられ、非鎮静性の第二世代薬がいくつも開発された<ref>『NEW薬理学』、P139 </ref>。
 
非鎮静性の第二世代薬としては、エピナスチン、フェキソフェジン、ベポタスチン、オロパタジン、セバスチン、セチリジンなどがあり、これらは眠気が少ない<ref>『標準薬理学』、P594 </ref>。
 
 
== 脚注 ==
23,473

回編集