「薬理学/生理活性物質と消化器作用薬」の版間の差分

膵炎
(→‎制酸薬: 「pHを中和する」とは言わない)
(膵炎)
 
そのほか、医学的な証明は不十分だが<ref>『標準薬理学』、P5544 </ref>、クマ(※ 熊)などの胆汁の主成分である<ref>『NEW薬理学』、P496 </ref>ウルソデオキシコール酸が、肝臓の調子を整えるとされている<ref>『NEW薬理学』、P496 </ref>。
 
== 膵臓 ==
=== 膵炎 ===
膵炎には、'''急性膵炎'''と'''慢性膵炎'''がある。
 
急性膵炎とは、胆石またはアルコールの過剰摂取が原因となり<ref>『標準薬理学』、P556</ref>、膵臓を自己消化<ref>『NEW薬理学』、P497</ref>してしまう病気である。
 
進行または重症化すると、多臓器不全や全身性炎症性反応症候群や播腫瘍性血管内症候群<ref>『NEW薬理学』、P497</ref><ref>『標準薬理学』、P556</ref>などを起こし、予後は悪く死亡率は30%<ref>『パートナー薬理学』、P345</ref>である。
 
また、激しい疼痛がある。
 
 
慢性膵炎も、胆石やアルコールが原因である<ref>『標準薬理学』、P556</ref>。
 
 
;治療薬
治療薬は急性膵炎でも慢性膵炎でも<ref>『標準薬理学』、P556</ref>、膵臓の酵素による自己消化による損傷を阻害するために酵素阻害薬が投与される。
 
酵素阻害薬として、ペプチド系の'''ウリナスタチン'''、非ペプチド系の'''ガベキサート'''や'''ナファモスタット'''などが、点滴静注法で<ref>『パートナー薬理学』、P345</ref>投与される。
 
ちなみにウリナスタチンは尿中の糖タンパク質であり<ref>『パートナー薬理学』、P345</ref><ref>『標準薬理学』、P556</ref>、ヒト尿にも見出されている<ref>『標準薬理学』、P556</ref>。
 
また、カモスタットは経口投与が可能である<ref>『はじめの一歩の薬理学』、P173 </ref><ref>『NEW薬理学』、P497</ref>。
 
 
このほか、疼痛が激しい場合(特に急性膵炎は疼痛が激しい)、鎮痛薬も必要である。疼痛の激しい場合にはオピオイド系鎮痛薬も使う場合がある<ref>『パートナー薬理学』、P345</ref><ref>『NEW薬理学』、P497</ref>。
 
== 脚注 ==
23,473

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