「薬理学/感染症の治療薬」の版間の差分

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なお、グラム陰性菌は膜に脂質が比較的に多い<ref>『はじめの一歩の薬理学』、P272</ref><ref>『標準薬理学』、P421 </ref>。
 
 
== 分類と概要 ==
=== 細胞壁合成阻害薬 ===
 
 
== 各論 ==
=== 概要 ===
細胞壁合成阻害薬には、βラクタム系抗生物質、グリコペプチド系抗生物質、その他がある<ref>『はじめの一歩の薬理学』、P276 と P278</ref>。
 
;βラクタム系抗生物質
そのβラクタム系抗生物質は、ペニシリン系抗生物質、セフェム系抗生物質、カルバペネム系抗生物質、ペネム系抗生物質、モノバクタム系抗生物質に分類される。
 
βラクタム系の抗生物質は、いずれも分子内のβラクタム環を有しているので、そう呼ばれている。
 
このβラクタム構造が、細胞壁の合成を阻害するので、抗生物質として機能している<ref>『標準薬理学』,P</ref><ref>『パートナー薬理学』,P463
</ref>。
 
 
では、なぜβラクタム構造が細胞壁の合成を阻害するのかというと、細胞壁のペプチドグリカンにあるD-Ala-D-Alaという構造が、βラクタム構造に似ているが微妙に違う構造なので、
似ているので細菌に取り込まれるが、しかし構造が違うので細胞壁が壊れるという仕組みだと考えられている<ref>『標準薬理学』、P423</ref>。
 
 
;グリコペプチド系抗生物質
グリコペプチド系の主な抗生物質としては、バンコマイシンがある。
 
 
=== 細胞壁合成阻害薬 ===
==== βラクタム系抗生物質 ====
===== ペニシリン系抗生物質 =====
ペニシリン系の抗生物質は、6-アミノペニシラミン酸を基本骨格としている。
 
===== セフェム系抗生物質 =====
 
===== カルバペネム系抗生物質 =====
 
===== ペネム系抗生物質 =====
 
 
===== モノバクタム系抗生物質 =====
 
==== グリコペプチド系抗生物質 ====
 
== 脚注 ==