「薬理学/感染症の治療薬」の版間の差分

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==== グリコペプチド系抗生物質 ====
 
=== ホスホマイシン ===
ホスホマイシンは腸管性大腸菌 O-157 の第一選択薬である。
 
機序は、細胞壁のペプチドグリカンの合成の初期段階の阻害でる。ペプチドグリカン合成の働く酵素に結合する事で阻害する<ref>『標準薬理学』、P421 </ref>。
 
ピルビン酸トランスフェラーゼと結合する<ref>『パートナー薬理学』、P476</ref>ことで、ペプチドグリカン合成を阻害している<ref>『はじめの一歩の薬理学』、P278</ref>。
UDPサイクルを阻害する。
 
:※ 『NEW薬理学』にだけ「UDPサイクル」という用語が出てくる。ググって調べたら、薬剤師国家試験で出てくる用語らしいですね。標準薬理学には無いので、つまり医師国家試験ではガン無視されている用語かと。
 
 
 
=== 葉酸代謝阻害薬 ===
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副作用として、サルファ薬は血中アルブミンと結合するので副作用として高ビリルビン血症があり、そのため新生児の核黄疸を引きおこすので、妊婦や乳児にはサルファ薬は禁忌である<ref>『NEW薬理学』、P535</ref><ref>『パートナー薬理学』、P481</ref>。
 
 
=== タンパク質合成酵素阻害薬 ===