「薬理学/感染症の治療薬」の版間の差分

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;グリコペプチド系抗生物質
グリコペプチド系の主な抗生物質としては、'''バンコマイシン'''や類似薬の'''テイコプラニン'''<ref>『パートナー薬理学』、P474</ref><ref>『NEW薬理学』、P532</ref>などがある。
 
バンコマイシンはMRSAの特効薬として用いられる。耐性菌として、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)が出現している。
 
機序としては、細胞壁合成の前駆体の D-Ala-D-Ala に結合することで、阻害する<ref>『標準薬理学』、P421</ref><ref>『NEW薬理学』、P532</ref>。
:※ 『標準薬理学』と『NEW薬理学』で、 D-Ala-D-Ala との結合前後の過程について、若干の食い違いアリ。