「薬理学/感染症の治療薬」の版間の差分

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==== 抗 肝炎ウイルス薬 ====
肝炎の治療では、下記抗ウイルス薬のほか、インターフェロンというもの用いられる。ポリエチレングリコール(PEG、ペグ)に結合させたインターフェロンを用いるので、ペグインターフェロンともいう<ref>『標準薬理学』、P455</ref><ref>『パートナー薬理学』、P343</ref>。
:※ パートナー薬理学ではP342に肝炎治療の説明あり。
 
なお、B型肝炎はDNAウイルスである。C型肝炎はRNAウイルスである。
:※ このため、有効な治療薬も違うと考えられる。
 
B型肝炎の治療には、'''ラミブジン'''<ref>『NEW薬理学』、P542</ref>、'''エンテカビル'''、'''アデホビル'''などを用いる。
 
B型肝炎ウイルスはDNAウイルスであるが、逆転写酵素をもつ<ref>『パートナー薬理学』、P343</ref><ref>『標準薬理学』、P456</ref>。(一般的に、RNAウイルスが逆転写酵素をもつ場合が多い。なのでB型肝炎ウイルスのようなのは、マズらしい。)
 
ラミブジンは逆転写酵素阻害薬としての作用によって、肝炎を治療する原理である。
 
C型肝炎の治療には、'''リバピリン'''がインターフェロンと併用して用いられている<ref>『標準薬理学』、P455</ref><ref>『NEW薬理学』、P542</ref>。
:※ 『パートナー薬理学』ではB型肝炎にもリバピリンと言っているが、『パートナー薬理学』でしか そう言ってないので、本wikiでは経緯が分からないので不採用。
:※ リパピリンの機序は省略。文献不足なので。『標準薬理学』、『パートナー薬理学』に説明はあるが、あまり共通点が無いので。
 
=== 抗HIV薬 ===