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103 行
文字列の値を記述する場合は、その文字列をダブルクォーテーション{{code|"}}で囲んで記述します。これを「文字列リテラル」といいます。これはソースコード上で数値や変数(後述)と区別するためであり、実際の評価にこのダブルクォーテーションが影響することはありません。たとえば、{{code|"古今"}}と{{code|"東西"}}というふたつの文字列をつなげると、{{code|"古今""東西"}}ではなく{{code|"古今東西"}}となります。また、{{code|123}}は数値ですが{{code|"123"}}は文字列です。さらに、{{code|"Hello."}}{{code|"こんにちは。"}}なども文字列です。
 
特別な文字を表す表現もあります。たとえば改行は{{code|\n}}、タブ文字は{{code|\v}}、逆スラッシュは{{code|\\}}と入力します。また、これらの特別な文字は文字列リテラルの中では直接入力できません。つまり、{{code|"(改行)"}}と書くと構文エラーになります(エラーにならない処理系もあります)
 
リテラルを評価すると、そのリテラルそのものが示す値を返します。{{code|1}}を評価すると{{code|1}}、{{code|"こんにちは"}}を評価すると{{code|"こんにちは"}}がそのまま返ります。