「学習方法/小学校全般」の版間の差分

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Honooo (トーク | 投稿記録)
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読書について、好きな分野の本というのはあると思いますが、様々な普段読まない分野の本も時々気分を変えて手に取ってみると、新しい発見や楽しみが見つかるかもしれません。
 
== 図書館、図書室についての注意 ==
町の図書館や学校の図書室には本がたくさんあって、大きな図書館には本だけではなく、CDや映像ソフトなどもあって、単なる楽しみとして借りたり視聴することもできますし、学習にも役立てることができますよね。
学校の図書室や、市町村の図書館で、借りたい(かりたい)本(ほん)をえらぶ時の場合の注意なのですが、本(ほん)の内容が、古い(ふるい)場合があります。
 
ただ図書館の資料というのは、歴史的に古い時代から継続的に収集しているものですし、新しい本も常に購入していますが、最近はそういうものに関する予算が縮小されてしまう傾向もあって、最新の新しい情報や知識に接する目的としては、やや不十分でかなわない傾向があるようです。
このため、算数の本と、国語の漢字(かんじ)の勉強と、国語の古い(ふるい)物語(『平家物語』(へいけ ものがたり)など)についての本(ほん)をのぞくと、ざんねんですが、図書室の本が、あまり役立たない場合があります。
 
ただ最近は新しい情報に関しては、情報機器、インターネットの活用が、盛んになり、使い方を覚えて上手に利用すれば、勉強にもそれ以外にも、有益な知識、情報を手に入れることができると思います。
つまり、国語の説明文(せつめいぶん)とか、理科や社会科の勉強を、図書室の本でしようと思っても、むずかしいのです。
 
 
「ふるい」といっても、だいたい、西暦(せいれき)2000年よりも、あとになってから作られた本ならば、役に立つ場合もあります。
 
ですが、図書室によっては、分野(ぶんや)によっては、西暦(せいれき)1970〜1980年ごろの本ばかり、たくさん置いてあって(おいてあって)、なのに2000年よりも あと の本が、置いてない(おいてない)場合があります。
 
 
どういうことかというと、むかしの1980年代のころ、日本は お金持ち(おかねもち)だったので、そのころに、本をたくさん、図書室にいれることができたのです。
 
ですが、2000年ごろから日本が貧乏(びんぼう)になってしまい、そのせいで、日本中の学校で、図書室に、あたらしい本を入れることが、むずかしくなってしまったのです。
 
 
いまの学校の先生が、じぶんの学校の図書室の本をあたらしい本にいれかえたくても、しかし、そのための おかね が、学校にたりない場合があります。
 
市町村の図書館も、同様(どうよう)に、おかね が たりなくて、本(ほん)が、ふるいままの場合があります。
 
なので、ざんねんながら、西暦(せいれき)2015〜2025年ごろの現代では、図書室・図書館の本では、あまり、最近(さいきん)のことについて、くわしい事を調べることには、向いてません。
 
 
なので、ざんねんながら、図書室の本で、学校の授業のほかのことを勉強したくても、しかし、いまの図書室だけでは、そういう勉強はできません。
 
なので、本屋で参考書を買ってきて、じぶんの家で、参考書を読んでおく必要があります。
 
 
1980年ごろの古い本でも、歴史の学習マンガのように、マンガ形式の本ならば、すこしは、役に立つ場合もあります。( 映像(えいぞう)と、言葉でしか知らなかった知識(ちしき)を、むすびつけるのが目的なので、古い本でもマンガなら、役に立つ。)
 
おなじような理由で、図鑑の場合も、写真や絵(え)の多い本なら、役に立つかもしれません。
 
ですが、マンガ形式の本ではなく、写真や絵の多い図鑑でもない場合、文章で説明された本で、古い本の場合には、ざんねんですが、あまり役立たないかもしれません。
 
ただし、学習マンガでも図鑑でも、できれば、やはり2000年よりも、あとに出された、新しい本のほうが、良いでしょう。
 
でも図書館で収集されている古い本、古い情報も、社会や歴史の言葉、知の集積ですから、上手に利用してその意味や成り立ちが理解できてくれば、直接的、即物的に役に立っている手ごたえがなくても、生活や学業に大きな意味のある示唆を与えてくれるはずです。
 
== 家庭での学習のタイミング ==