「生理学」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
616 行
:* 鎮痛作用をもつモルヒネが痒みをもたらす事がある。
 
=== 聴覚 ===
まず、音を物理測定する場合、その単位は圧力である。
 
つまり、Pa(パスカル)単位である<ref>『標準生理学』、P232 </ref>。 「音圧」という用語があるように、音は圧力である。
 
「デシベル」や「ベル」という単位があるが、これは基準音からの倍率を常用対数で表したものである。
 
ベルは Bel と記号で表し、
:Bel = log<sub>10</sub>(被検査音の強さ / 基準音の強さ)
である。
 
『標準生理学』P.232 では、音の強さは圧力の2乗に比例するとして、。
:Bel = log<sub>10</sub>(被検査音の圧力 / 基準音の圧力)
としている。
 
 
その大元の基準となる、基準音の単位が、パスカル単位である。
 
なお、0デシベルというのは、音が無いという意味ではなく、基準音と同じ強さという意味である<ref>『ギャノング生理学』、P246 </ref>。
 
 
また、音は空気の縦波でもある。
 
つまり、空気の縦波の強さを測定する際の単位は、圧力である事になる。
 
 
:※ その他、耳の中のアブミ骨とかコルチ器官の構造と機能とか、生理学の教科書に書いてある。高校生物と同じ様な内容なので(もっと細かい事も大学の『生理学』教科書に発書いてあるが)、カネのない貧乏学生の読者は、がんばって高校生物を覚えろ。
 
{{-}}