「ゲームプログラミング/バランス調整」の版間の差分

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本ページは、チューニングの解説ではなく「バランス調整」の解説の単元なので、いったんチューニングについての説明を切り上げるとする。
 
 
=== 消費者の趣向の変化 ===
家庭用ゲーム黎明期の1980年ごろと比べて西暦2000年以降では、消費者に好まれるゲームの難易度バランスが違っています。
 
全体的な傾向として、黎明期には、やや難しめのゲームが好まれていました。
 
しかし2000年以降、しだいに消費者に好まれるゲームが変わっていき、少なくとも2000~2010年代では、やや短時間で、そこそこ易しめのゲームが好まれるように、消費者の趣向の傾向が変わっています。
 
理由は色々と考えられますが(たとえば趣味の多様化や、高齢化など)、ともかく結果として、消費者に好まれるゲームバランスが変わりました。
 
かつて、1980年代ごろに難しいゲームを市場調査のために子供にプレイさせてみたら、かつては「このゲームは難しい」と言われていたのに、
 
2000年以降の近年では、難しいゲームに対して「このゲームはツマラナイ」と子供が評するテスト結果も増えている、とゲーム評論の界隈ではよく言われています。
 
 
=== ゲーム作家の体感の難易度はズレやすい ===