「ゲームプログラミング/デバッグ」の版間の差分

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デバッグモード自体のバグによるチェックミスを防ぐため、ときどきデバッグモードを使わないでの通しプレイも行ってみると良いでしょう。また、もしそのゲームがデバッグモードを使わないとプレイ時間が莫大に掛かってしまい、ときどきの通しプレイすらもしたくなくなるゲームなら、そもそも大元のバランス調整が不適切な可能性があります。
 
 
=== 守秘義務とか ===
デバッグに限らず、有料ソフトウェア制作に参加する人は、仕事で知りえた非公開情報を、けっして漏らしてはいけません。
 
こういう義務を、守秘義務と言います。もしゲームテスターのアルバイトなどをする場合、守秘義務の契約書などを書かされるでしょう。当然、守秘義務の契約は守りましょう。
 
守秘義務に違反すると、損害賠償などを請求されたり、場合によって刑事罰を受けて逮捕される可能性もあります。
 
「テスターのバイト経験があります」程度のことなら公表しても平気でしょう(異業種への就職活動にも必要な情報なので)。ですが「〇〇社の△△のゲームをテストしました」(△)のような情報は、(ゲーム会社からの)公開許可を貰わない限り、守秘義務により秘密にすべきでしょう。
 
まして、「あのゲーム、実は裏仕様では□□なんだぜ」(×)的な情報は、絶対に秘密すべきです。
 
 
テスターには多くの人数が必要なので、そのゲームのクレジット(エンディングなどで流れるスタッフ一覧)にはテスター名は載らない場合もあります。(クレジットに名前が載るテスターは、居たとしてもテストチームの代表者など一部でしょう。)
 
 
さて、フリーゲームや同人ゲームなどの場合はどうかというと、特に契約書などは書かないですが(作者も面倒ですので)、しかし社会常識的に、ゲームテストで知りえた裏仕様などの裏情報は、なるべく黙っておきましょう。特に有料同人ゲームの場合、有料である以上は、もし裏仕様やネタバレなどの漏洩をしたら損害賠償などに発展する可能性もあるでしょう。
 
フリーゲームでも常識的に、裏仕様などは、もしテスト中に知っても、(裏仕様を)秘密のままにしましょう。
 
なお、フリーゲームでもある程度の作品ならテスターは多人数に上るので、クレジットにはテスターは記載されないのが普通です。
 
=== テストプレイは開発段階によってテスト内容が異なる ===