「ゲームプログラミング/デバッグ」の版間の差分

RPGなどのフラグ分岐の多いゲームでは、イベント進行などの状況によって会話などのテキストメッセージ内容が変わり作品も多くあります。もしゲーム中の説明文や会話文などのメッセージ文の内容と、イベント進行状況が組み合っていなかったりする場合には、バグとなります。

ですが、もしゲーム前半でその強ボスを倒すのが原理的に可能なプログラムになっているゲームの場合、プレイヤーの一部はストーリー前半でもそのボスを倒して、クレアを（中盤ではなく）ストーリー前半で仲間にする場合もあるのです。こういったレア目なケースは、本来なら理想的にはシナリオ作成の段階でレアケースにも対応すべできれば理想ですが、しかしライターやプログラマーなどの忙しさなどの関係で、レアケース対応のシナリオの執筆や実装や確認そのものが忘れられて分岐先シナリオ自体の作成漏れというミスをしている場合があります（特にフリーゲームや同人ゲームなど）。

しかしプログラム的に禁止されて無いプレイである限りは、どんなにレアなケースでも、必ずプレイヤーの一部には、そのレアケースのプレイをする人も少数の割合ながら、いるのです。

このようなレアケース漏れや分岐シナリオ作成漏れを見つけるには、テスターは実際に何周もテストプレイをしてみて、様々な攻略パターンでプレイして見つけるしか、レアケース漏れのバグをありません。