「高等学校数学II/式と証明・高次方程式」の版間の差分

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実数でない複素数のことを「虚数」(きょすう)という。
 
余談であるが、「虚数は現実には存在しない数である」と主張する人が存在するが、これは嘘である。そもそも、「現実に存在する」という概念自体おかしなものだ。そのような人には、「完全な円はこの世に存在しないですが、円周率は現実に存在しますか?」と問い詰めてみると良い。
事実、虚数はさまざまな分野に応用されている。特に、物理学の一分野である量子力学では、シュレディンガー方程式は虚数を用いて表される。
 
===== 複素数の性質 =====