「高等学校生物/生物I/細胞の構造とはたらき」の版間の差分

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細胞の見た目や働きはさまざまに異なるが、基本的な機能や構造は同じである。
細胞は'''核'''(かく、nucleus)と'''細胞質'''(さいぼうしつ、cytoplasm)、それらを囲む'''細胞膜'''(さいぼうまく、cell membrane)からなる。細胞膜に包まれた内部の物質のうちから核を除いた部分のことを細胞質という。
また、核と細胞質を合わせて'''原形質'''(げんけいしつ、protoplasm)とも呼ぶ。つまり、細胞膜に包まれた内部の物質のことを原形質という。よって原形質には核もふくまれる
細胞質には、核を始めとして、ミトコンドリアなど、さまざまな機能と構造をもつ小さな器官があり、これらを'''細胞小器官'''(さいぼうしょうきかん、organelle)と呼ぶ。
細胞小器官どうしの間は、水・タンパク質などで満たされており、これを'''細胞質基質'''(さいぼうしつ きしつ、cytoplasmic matrix)と呼ぶ。この細胞質基質には、酵素などのタンパク質やアミノ酸、グルコースなどが含まれている。