「高等学校国語総合/漢文/鶏鳴狗盗」の版間の差分

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姫(き)為に(ために)言ひて(いいて){{ruby|釈|ゆる}}さるるを得(え)たり。
即ち(すなわち)馳せ(はせ)去り(さり)、姓名(せいめい)を変じ(へんじ)夜半(やはん)に函谷関<sup>[[#3_5|5]]</sup>(かんこくかん)に至る(いたる)。
関(かん)の法(ほう)、鶏(にわとり)鳴きて(なきて)方に(まさに)客(かく)を出だす(いだす)。秦王(しんおう)の後に(のちに)悔いて(くいて)之(これ)を追はん(おわん)ことを恐る
(おそる)。
客(かく)に能く(よく)鶏鳴(けいめい)を為す(なす)者(もの)有り(あり)。
鶏(にわとり){{ruby|尽|ことごと}}く鳴く(なく)。遂に(ついに)伝(でん)を発す(はっす)。出でて(いでて){{ruby|食頃|しよくけい}}にして、追う者(もの)果たして(はたして)至る(いたる)も及ばず(およばず)。孟嘗君(もうしょうくん)、帰りて秦を怨み(うらみ)、韓魏(かんぎ)と之(これ)を伐ち(うち)函谷関に入る(いる)。秦(しん)城(しろ)を割きて(さきて)以て(もって)和す(わす)。