「高等学校商業 経済活動と法/自然人の行為能力と制限行為能力者制度」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Honooo (トーク | 投稿記録)
タグ: 差し戻し済み
Honooo (トーク | 投稿記録)
タグ: 差し戻し済み
81 行
=== 制限行為能力者 ===
==== 未成年者 ====
'''未成年者'''とは、20歳未満の者である。(但し 2022/4/1施行の改正4)法で 18歳未満に引き下げられる)。未成年者が法律行為をするには、原則として、法定代理人の同意が必要である。(民5)
未成年者が法律行為をするには、原則として、'''法定代理人'''の同意が必要である。
 
未成年者の法定代理人とは、親権者(父母) (民818、819)、親権者がいない場合は未成年後見人である。(民839、841)
 
しかし、未成年でも、単に物をもら受け取ったり、借金を免除してもらうなどの、未成年が単に利益・権利を得たり義務をまぬがれるだけの行為については、法定代理人の許可は不要である。(民5(1)
 
また、法定代理人が目的を定めて処分を許した財産は、その目的の範囲内において、未成年者が自由に処分することができる。目的を定めないで処分を許した財産を処分するときも、同様に自由に扱うことができる。(民5(3))
また、こづかい としてもらった範囲内の金額では、法定代理人の許可なく、店などで物を買うことが可能である。
 
未成年者でも営業ができるが、法定代理人の同意が必要である。法定代理人があらかじめ許可した営業については、未成年者は単独で営業をできる。(民6)
 
==== 被補助人、被保佐人、成年被後見人 ====