「高等学校政治経済/政治/保守と革新、右翼と左翼」の版間の差分

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※2021/4頃から開始して、現在このページの再編集、再整備中。一番上から順番に、割と完了まで時間がかかる予定。その間このページは統合性がなく、矛盾も多く含んでいるので、読者は各自注意すべし。再編集終了後この注は削除します。また、ページ名改名の動議もトーク頁に出されているので、その動向も注視して考慮頂きたい。
 
=== 参考: 政治、政策の傾向 =立場==
== 予備知識 ==
政治にかかわる言葉として、保守、革新、右翼、左翼、と、いうのがある。前編集ではこれらの言葉の説明を検定教科書がしていないまま本文で使用していることが指摘されていたが、別に教科書でも参考書でも、本文で使用するすべての言葉を説明する義理も義務もない。これらの言葉は一般語、常識語として大抵の国語辞典に載っているし、多くの高校生はあえて説明されなくてもすでに自分なりの語彙、意味理解を持っているだろう。この頁ではおそらく、これらの言葉周辺の話題、特に日本の政治、政党と絡めた議論が語られていくだろう。
※ 検定教科書では、「保守」「革新」の意味を説明せず、教科書に「保守」「革新」という用語を使用している。また、「左翼」「右翼」の意味を説明せず、「左右」などの用語を用いている。(検定教科書の政治的な中立性とも絡んで、説明しずらいのだろうか?)
 
===政党の政策===
※ 本節では、これから「右翼」「左翼」、「保守」「革新」の用語の意味を説明し、また、自由民主党および日本社会党の大まかな政策傾向について説明する。もし読者が知ってれば、読みとばして、そのまま「55年体制」についての節へと進んで良い。
保守政党として、
* 自由民主党(じゆう みんしゅとう)、略称は「自民党」(じみんとう)
板垣退助の自由民権運動党の人脈の流れを組む、継承しているという。日本の自由民主党は、憲法改正によって自衛隊を軍隊として憲法で正式に認めさせるすることに、他党よりも比較的、積極的である。そもそも、第二次大戦後の自民党の結党の目的のひとつが自衛隊を軍隊として追認させるために憲法改正することであり、現在も改憲を目指している。なお、自民党は'''1955年'''に結成された。また、自民党は、日米安保およびアメリカを同盟国とすることに積極的である。
 
=== 参考: 政策の傾向 ===
政策の分野には、経済・外交・教育・安全保障・医療・科学技術など、様々な政策があるが、日本における各党の政策傾向については、自衛隊の扱い方を基準に考えると、分かり易いだろう。
 
*革新政党、あるいはリベラル政党という言葉もある
* 自由民主党(じゆう みんしゅとう)、略称は「自民党」(じみんとう)
板垣退助の自由民権運動の流れを組む、日本の自由民主党は、憲法改正によって自衛隊を軍隊として憲法で正式に認めさせるすることに、他党よりも比較的、積極的である。そもそも、第二次大戦後の自民党の結党の目的のひとつが自衛隊を軍隊として追認させるために憲法改正することであり、現在も改憲を目指している。なお、自民党は'''1955年'''に結成された。
 
また、自民党は、日米安保およびアメリカを同盟国とすることに積極的である。
 
* 社民党や民主党について
まず、第二次大戦後のころの日本には「社会党」(しゃかいとう)という、けっこう規模の大きな政党があった。正式名称は「日本社会党」である(「社会党」は略称)。(2016年の時点では、「社会党」「日本社会党」という名称の政党は、日本には存在しない。)
なお、日本社会党は1945年に結成されたが、母体となった戦前の政党の対立関係から一時分裂する。'''1955年'''に分裂が解消された。
この日本社会党は、自衛隊を国防軍のようにする憲法改正には反対であった。自衛隊反対の根拠は、[[w:非武装中立|非武装中立]]論である。
 
また、アメリカ同盟国となることも、「アメリカの戦争に巻き込まれる」的な理由で、アメリカとの軍事的な連携に消極的・批判的であった。
この日本社会党は、自衛隊を国防軍のようにする憲法改正には反対であった。自衛隊反対の根拠は、[[w:非武装中立|非武装中立]]論である。
 
また、アメリカを同盟国となることも、「アメリカの戦争に巻き込まれる」的な理由で、アメリカとの軍事的な連携には消極的・批判的であった。
 
よって、自民党とは、自衛隊のあり方については、日本社会党は反対の立場であった。
 
なお、現在の「社会民主党」は、その日本社会党の系統の政党である。また、2009年に政権与党にもなった民主党(2016年に「民進党」と改名)には、それ以前に社会党から民主党に移った議員も多かった。