「高等学校数学C/ベクトル」の版間の差分

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====平面上のベクトル====
平面上の <math>A(a,b)、終</math> から <math>B(c,d)とする</math> へ向かう矢印を考える。このような矢印を[[w:ベクトル|ベクトル]](vector)とぶ。ベクトルは、大うに向さと方向を持った線分を '''有向線分''' して特徴づけられるいう一方実数有向線分位置ただ大長さ、向さだけという情報を持っている。有向線分な数ち、 '''位置''' の情報忘れて、'''長さ'''、'''向き'''だけを持つ量を '''ベクトルに対して、[[w:スカラー|スカラー]](scalar)''' 呼ぶことがあるいう
 
点 <math>A</math> から点 <math>B</math> へのベクトルを <math>\vec {AB}</math> と表し、ベクトル<math>AB</math>と言う。ベクトル <math>\vec{CD}</math> について、線分<math>AB</math>と線分<math>CD</math>の長さが等しく、<math>A</math>から<math>B</math>への方向と<math>C</math>から<math>D</math>への方向が等しいなら、線分<math>AB</math>と線分<math>CD</math>の位置が違っていても、ベクトル <math>\vec {AB}</math> とベクトル <math>\vec{CD}</math> は等しい。なぜなら、ベクトルとは長さと向きを持つ量で、位置は問題にはされないからだ。なので長さと向きが等しい有向線分はベクトルとして同じものとみなされる。
*例
 
点A(1,2)から、点B(5.7)へ向けて矢印を描く。このとき、<math>A</math>から<math>B</math>に向けたベクトルを
:[[画像:一般的なベクトル.png]]
:<math>
\vec{AB}
</math>
(ベクトルABと読む。)
、<math>B</math>から<math>A</math>に向けたベクトルを<math>
\vec{BA}
</math>と呼んで区別する。特にこのようなベクトルを簡単に<math>
\vec a
</math>と書くことがある。
 
先ほどのように、始点を<math>
A(a,b)
</math>、終点を<math>
32 ⟶ 24行目:
</math>
で定める。
:
:[[画像:一般的なベクトル.png]]
また、ある2つのベクトル<math>
\vec a