「高等学校化学I/物質と原子」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
→‎原子の構造と元素の周期表: :(※ 範囲外: )右上図のボーアモデルのような、原子核と電子の位置関係がなぜ分かったかというと、様々な実験にもとづいているが、特に代表的な実験としては、放射線を用いて原子核を研究した物理学者ラザフォードによる、金箔などに放射線(ラジウムを用いてアルファ線を出す実験をしていた)を当てる実験によって大きく解明された<ref>John McMurry ほか原著『第4版(原書7版) マクマリー生物有機化学 基礎化学編』、菅原二三男 監訳、平成25年1月25日 発行、p46</ref>。
200 行
 
原子はあまりに小さいため、電子顕微鏡などを用いなければ形状を観察することができない。原子核は、正の電荷(charge)を持っている。基本的に原子核は壊れない(※ 高校化学の段階では、とくに断りのないかぎり、原子核は壊れない、として扱ってよい)。
 
:(※ 範囲外: )右上図のボーアモデルのような、原子核と電子の位置関係がなぜ分かったかというと、様々な実験にもとづいているが、特に代表的な実験としては、放射線を用いて原子核を研究した物理学者ラザフォードによる、金箔などに放射線(ラジウムを用いてアルファ線を出す実験をしていた)を当てる実験によって大きく解明された<ref>John McMurry ほか原著『第4版(原書7版) マクマリー生物有機化学 基礎化学編』、菅原二三男 監訳、平成25年1月25日 発行、p46</ref>。(くわしくは物理2 科目の [[高等学校物理/物理II/原子と原子核]] で習う。ラザフォードの時代には、まだ中性子や陽子などといった原子核の中身の個別の粒子が知られていなかったので、のちに物理学者ボーアなどによって中性子や陽子などの知見を加えたボーアモデルに改良された。)
 
 
==== 原子の電荷 ====