「病理学/代謝障害」の版間の差分

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→‎糖代謝異常: 糖尿病が進行するなどして「ケトーシス」の症状が重度になったものを「ケトアシドーシス」という用法もある<ref>R.K.Murray ほか著『イラストレイテッド ハーパー・生化学 原書28版』、上代淑人・清水孝雄 監訳、平成23年1月31日 発行、P217</ref>。
単に「ケトーシス」とだけ言った場合、血中または尿中のケトン体濃度が正常よりも高い状態の事をいい<ref>R.K.Murray ほか著『イラストレイテッド ハーパー・生化学 原書28版』、上代淑人・清水孝雄 監訳、平成23年1月31日 発行、P226</ref>
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:※ 「ケトーシス」という用語があるが「ケトーシス」と「ケトアシドーシス」では若干、意味やニュアンスが違う。近年の医学書では「ケトアシドーシス」である。
:ケトアシドーシスのほうがpHが酸か塩基か分かりやすいので、特に問題ないだろう。
:糖尿病が進行するなどして単に「ケトーシス」とだけ言った場合、血中または尿中症状が重ケトン体濃が正常よりも高い状態の事をいい<ref>R.K.Murray ほか著『イラストレイテッド ハーパー・生化学 原書28版』、上代淑人・清水孝雄 監訳、平成23年1月31日 発行、P226</ref>、PHついては言及していい。つまり、ケトン血症またはケトン尿症をまとめたものを「ケトアシドーシス」という用法もある<ref>R.K.Murray ほか著『イラストレイテッド ハーパー・生化学 原書28版』、上代淑人・清水孝雄 監訳、平成23年1月31日 発行、P217P226</ref>。
:糖尿病が進行するなどして「ケトーシス」の症状が重度になったものを「ケトアシドーシス」という用法もある<ref>R.K.Murray ほか著『イラストレイテッド ハーパー・生化学 原書28版』、上代淑人・清水孝雄 監訳、平成23年1月31日 発行、P217</ref>。未治療の糖尿病で、体液がアルカリに傾くという意味でのケトアシドーシスになると、致命的になる事がある<ref>R.K.Murray ほか著『イラストレイテッド ハーパー・生化学 原書28版』、上代淑人・清水孝雄 監訳、平成23年1月31日 発行、P226</ref>。