「ゲームプログラミング/RPG」の版間の差分

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→‎リファクタリングすべき時: 「振る舞い保持の検証」
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リファクタリングの必要がないコードを初期から書くことが理想的ですが、ほとんどの場合はそれについて考えながら各コストが高すぎるので、はじめは「とりあえず」の形で 叩き台(たたきだい)的なコードが書かれます(「テストファースト」と言います)。そしてテストファーストのテストコードを書くだけでなく、軽くでいいのでテストプレイをします。そして、とりあえず大きなバグの無いことを確認したら、必要に応じてコードを整理する事もあります。つまり、もしリファクタリングを行うとすれば、テストファーストによる初期テストの終わった段階ですので、つまりリファクタリングが行われるのは中期、あるいは動作が安定した後期です。
 
リファクタリングは、テストと一体です。なぜなら、そのリファクタリングの適用後が、本当に以前の機能を維持できているかを確認する必要があるからです。この事を「等価性検証」または「振る舞い保持の検証」などと言います。
 
ときどきネットでは、等価性検証などのテストの手間を無視して、闇雲にコードを短くしようとしたり、あるいは抽象論を並べ立てる浅知恵の自称プログラマーの人がいますが、しかし彼らは知ったかぶりのニワカの人なので、無視しましょう。