「倫理学」の版間の差分

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「トロッコ問題」とかの語を紹介する節を追加。市販の自称・倫理学の本を見たら、そういう基本的な語彙を解説する本が少なかったというか、探した範囲では見つからなかった(医療の話題とか時事的な話題の本ばかりだった)。
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これはたとえば、出航している船で、船が難破して壊れて、船に乗ることができず、複数の乗客が海に放り出されたとする。そして場合など、1人ぶんを浮かすことの出来る板(たとえば壊れた船の切れ端)を、2人の元・乗客が奪い合った場合の倫理問題である。
 
自分1人が助かるために、相手を突き飛ばして水死させることの是非を問う問題である。(より詳しい状況設定についてはウィキペディア『[[w:カルネアデスの板]]』を参照。)
 
カルネアデスの板は、哲学・倫理学以外にも、よく刑法の理論などで紹介される事がある。
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「最大多数」というように、より多くの人がカルネアデスの板で助かるのだったら、そちらが合理的であろう、というのが功利主義的な考え方だと、哲学の一般的には考えられている、とされている
 
 
=== この節を作ったわけ ===