「学習方法/中学校地理」の版間の差分

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しかしその場合も多くの場合、中学生向けの市販の参考書や各種学習教材で解説されている場合が多く、小学校に戻って学習、解説を探してみる必要はあまりないように思います。
 
== 中学の地理は試験対策と暗記科目である。 について==
基本的に現編集者の主張としては、勉強とは記憶することではなく、知ること、理解することだと思っていますが、しかし現実の学校生活で、特に試験対策について考えた場合は、それだけでなく、記憶していること、あるいはさらにそれを目的化した暗記は、無いもの、完全に捨てさることにはできないようですね。
中学校の地理では、理屈っぽいことも説明されますが、まずは重要語句や重要データや重要国の国名・地名を覚えてください。
テストで出る知識は 語句など だから、です。
 
具体的な記憶の方法は、それぞれの生徒さんで工夫を凝らしてほしいのですが、地理学習上の重要語句や重要データ、重要国の国名・地名など、基本的には学校教育上の試験では、語句単答問題が多くなっています。
教科書や参考書では、出来事の因果関係が説明され「こういった理由で、こういう政策が取られたので、こういった社会になった。」みたいな理屈っぽい説明もされます。ですが、たとえ因果関係を理解しても、あまり、入試には因果関係の問題は出ません。
定期テストにも、因果関係を記述させるような問題は、あまり出ないでしょう。
 
地理学習、そしてそれ以外の教科でも、物事の因果関係を語ったり、分析、考察を試みる学習は必ずあるものですが、一方で一般的にも、この社会の共有感覚としても、物事を沢山、あるいは非常に重要だと思われている事項を記憶しているということは、大切で知性の証でもあるとみなされているので、定期試験や入試ではそれらを問う問題が多くなっているようです。
なぜ出ないのかと言えば、教育時間やテスト時間の都合上、地理の因果関係を入試で記述させるのは、高校入試では、まず無理です。
大学入試の入試選択科目の地理の問題なら、「この語句について、40字以内で説明せよ。」みたいな記述文も出る場合もありますが、高校入試では、そこまで要求されることは少ないです。
さらに言えば、そういった大学入試の記述式の問題ですら、模範解答を覚えていないと、点が取りづらいのが実情です。
 
大学入試当たりぐらいに進むと、例えば「この語句について、40字以内で説明せよ。」というような、記述的、考察的な問題も増えてきますが、中学校ではやはり、語句や記憶を問う、単答の試験問題が多いでしょう。
高校入試などの採点方法では、どうしても「重要な用語や、重要なデータを覚えてるかどうか?」と言ったことを試験するようなテスト問題を出題せざるを得ません。
 
ただ、教育や試験というものに関して、あらゆる社会で重要視していますし、常に議論がなされ、改善を目指して、時機に応じて変化しています。
中学の地理科目だけでなく、公民科目(中3で習う)でも同様に、用語などを覚えているかが、入試では重点的に要求されます。
なので、社会科の勉強には暗記力が必要です。高校入試だけでなく、大学入試の社会科でも、暗記力は必要になります。
 
今回の議論では、記憶の重視と、考察・理解の重視という2側面を記述しましたが、結局どちらかだけということになることはなく、記憶や暗記を試験課題として重視するという視点は、特に若年層の場合は多く取り上げられますし、それが完全に無くなるということはないと思います。
科目「地理」は、けっこう理屈っぽい内容の科目なので、ついつい、理屈などの因果関係を理解しようとする学習ばかりをしがちです。しかし、それでは高校入試でも大学入試でも、点が取れません。
 
大学入試の地理では分析的な問題も そこそこ出ますが、高校入試では暗記力を要する問題のほうが多いでしょう。
 
== 中学地理は、歴史科目や公民科目の知識も必要 ==