「中学校理科 第1分野/物質のすがた」の版間の差分

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→‎物質の密度: s/気体の密度はもっとも軽い。/気体の密度はもっとも低い。/など「重い・軽い」を「高い・低い」に修正、表組み。
109 行
物質の'''密度'''(みつど、density、デンシティ)とは、物質の単位体積あたりの質量を表す値である。密度の単位は、 [g/cm<sup>3</sup>] などである。
 
:{| style="border-collapse:collapse;border-spacing:0;"
<TABLE BORDER=0 CELLSPACING=0 CELLPADDING=0>
|+ style="font-weight:bold"| 質量・体積と密度の関係
<TR ALIGN=center>
|- style="text-align:center
<TD| style="white^space: nowrap" | NOWRAP>  密度 [g/cm<sup>3</sup>] = </TD><TD&nbsp; || NOWRAP>&nbsp;物質の質量 [g]&nbsp;<HR SIZEstyle=1"height:1px; COLOR=0background-color:black;>&nbsp;物質の体積 [cm<sup>3</sup>]&nbsp;</TD>
</TR>
|}
</TABLE>
 
: 密度 = 質量/ ÷ 体積
 
: 密度 = 質量/体積
:: ※ 上式での「/」の意味は、「分子/分母」である。
 
密度は形状などによらず、同じ物質なら、密度は一定である。このため、ある物質の質量と体積は比例する。
 
さて、同じ体積の紙と銅とで重さを比べた場合、銅の方が重い。このことは、銅の密度が紙の密度よりも大きいことを示している。<!--体積の測定が極めて難しい多孔性の紙を引き合いに出すのはいかがなものか、鉄とアルミニウムの方がマシ?-->
 
さて、同じ体積の紙と銅とで重さを比べた場合、銅の方が重い。このことは、銅の密度が紙の密度よりも大きいことを示している。
 
ある物質の密度が、水の密度( 約1.00g/cm<sup>3</sup> )よりも軽いとき、ある物質は水に浮く。なお、 リットルとcm<sup>3</sup>の関係は、
:1L = 1000cm<sup>3</sup> である。
1Lは「いちリットル」と読む。
 
 
* 実験
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; 密度について
密度はあらゆる物質が持つ量であり、その値は物質によって非常に異なっている。水のような液体や、空気のような気体の密度は通常固体の密度よりも小さい。すぐ後で扱うが、多くの物質は温度(と圧力)によって、その状態を"気体"、"液体"、"固体"に変化させる。このとき、物質の状態変化に伴って、物質の密度はこの順に大きくなることが普通である。つまり、ほとんどの物質で、固体の密度がもっとも大きく、つぎに液体の密度が大きく気体の密度はもっともい。
 
ただし、水はこの変化一般則の例外であす。水においては、"固体"(氷)の密度が"液体"(水)の密度よりも小さい。これは"氷が水に浮かぶ"性質につながっている。水の密度は、4℃の液体のときが、もっとも密度が高い。つまり、水は4℃のときに、もっとも密度が高くなる。
 
密度の単位は g/cm<sup>3</sup> (グラム毎立方(まいりっぽう)センチメートル ) またはkg/m<sup>3</sup> (キログラム毎立方(まいりっぽう)メートル ) で与えられる。
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{| style="width:100%"
|+ style="font-weight:bold"|いろいろな物質の密度
|valign=top style="width:30%;text-indent:1em"|