「高等学校生物/生物II/生物の系統」の版間の差分

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→‎生物の3ドメイン: (光合成などを行う)独立栄養生物であるかどうかは、「細菌ではない」かどうかは無関係である。もし、シアノバクテリアは「光合成を行うので独立栄養生物である」という理由で、仮に「細菌でない」(仮)と仮定すると、硝酸菌の硝酸からのエネルギー摂取の行為も独立栄養生物の行為なので、硝酸菌が「細菌ではない」(仮)になってしまい、不合理である。
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s/小種名/種小名/2
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[[File:Carl von Linné.jpg|thumb|リンネ]]
ある生物の種(しゅ)の名前には、世界共通の'''学名'''がある。学名のつけかたには、'''二名法'''(にめいほう、binominal)という命名法にもとづく国際規約が定められている。
たとえばヒトの学名は ''Homo sapiens'' 。 このように、二名法では2単語のラテン語で表す。最初の ''Homo'' は'''属名'''(ぞくめい、genus)。 ''sapiens'' が'''種小名'''(しゅしょうめい、species epithet)である。このように二名法では、属名と名を併記する。このようなな命名法を、18世紀の中ごろに'''カール・フォン・リンネ'''が確立した。
{| class="wikitable" style="float:left"
|+ 学名の例
!   !! 属名 !!
|-
! イネ
|  ''Oryza'' ||  ''sativa''
|-
! ヒト
|  ''Homo'' ||  ''sapiens''
|-
! トキ
|  ''Nipponia'' ||  ''nippon''
|-
! イヌ
|  ''Canis'' ||  familialis''familiaris''
|-
! ネコ
|  ''Felis'' ||  ''domesticus''
|-
|}