「C言語/中級者向けの話題」の版間の差分

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=== 関数の実行環境 ===
==== フリースタンディング環境 ====
オペレーティングシステムのいかなる支援もなし恩恵を受けずCプログラムを実行できる環境を、フリースタンディング環境と呼びます<ref>『JISX3010:2003』p.8「5.1.2.1 フリースタンディング環境」</ref><ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-5.1.2.1">{{cite book
| url=http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
フリースタンディング環境という。
| title= C11: WG14/N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x
フリースタンディング環境では、
| page=12, § 5.1.2.1 ''Freestanding environment''
プログラムの開始時に呼び出される関数の名前および型は処理系定義である。
| publisher=ISO/IEC}}</ref>。
フリースタンディング環境では、複素数型を使ってはいけない。
プログラムの開始起動時に呼び出される関数の名前および型は処理系、実装で定義であるされます
 
フリースタンディング環境でプログラムが利用できるライブラリ機能は、
<float.h>, <iso646.h>, <limits.h>, <stdarg.h>,<stdbool.h>, <stddef.h>, <stdint.h> <ref>『JISX3010:2003』p.5「4 規格合致性」</ref>
および <stdnoreturn.h> <ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-4">{{cite book
<stdbool.h>, <stddef.h>, <stdint.h>
| url=http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
であり、<ref>『JISX3010:2003』p.5「4 規格合致性」</ref>
| title= C11: WG14/N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x
これ以外は処理系定義である。
| page=8, § 4. ''Conformance''
<ref>『JISX3010:2003』p.8「5.1.2.1 フリースタンディング環境」</ref>
| publisher=ISO/IEC}}</ref>であり、
これ以外は実装で定義されます<ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-5.1.2.1" />。
 
==== ホスト環境 ====