「宗教学/神話学」の版間の差分

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→‎異教の神は悪魔になることも: 逆のパターンとしては、エジプト神話の女神の一柱であるイシスについて、異国であるギリシア神話がイシスを好意的に扱っている<ref>吉田、P165</ref>。
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また、キリスト教は、シュメール系の女神で「イシュタル」や「アスタルテ」などとも言われる女神イナンナを、大悪魔「アスタロト」などと呼んだりして蔑んでいた時機もある。
 
 
キリスト教以外にも、似たような事例はある。たとえば、ヒンドゥー教における象の顔をした「ガネーシャ」という神がいるが、スリランカには象の顔をしたギリメカラという悪魔がいる。これもまた、おそらく異教の神であるインドの神の1人であるガネーシャを、スリランカの宗教が嫌って悪魔と呼んだと思われる。
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このような現象の起きる背景としては、神話はその民族のアイデンティティであるからである<ref>吉田、P2 「神話は」〜「あいでんティティ」</ref>。よって神話といえども、その内容は、民族の実際の歴史に影響をされる事は多い。
 
逆のパターンとしては、エジプト神話の女神の一柱であるイシスについて、異国であるギリシア神話がイシスを好意的に扱っている<ref>吉田、P165</ref>。
 
=== 神は模範ではない ===