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どこに入れるか決まってないものや、とりあえず思いついたことなど。
 
== ウィキペディアとニュース ==
ウィキペディアには多くの情報が載っている。事件について載ることも多いです。ただ、ウィキペディアは事件に関する情報を載せることにはそもそも消極的なところがあります。まず、ウィキペディアは「百科事典」です。図書館の書棚の上のほうに鎮座していたりする、アレです。ウィキペディアの目指しているのは新聞のような「早い」メディアでも週刊誌のような「面白い」メディアでもなく、評価の定まった物事をしっかりした資料をもとに描いていく「'''スローで堅実なメディア'''」なのです。
 
新しい情報は信憑性が分からないものや流動的なものも多いため、軽く見られる傾向があります。例えば災害の被害状況は刻々と変化していきます。ちょこちょこ書き足してもいいのですが、そういうのはあまり歓迎されません。
 
次に法的リスクの問題があります。ウィキペディアでは日々様々な「仕事」が行われていますが、これらはボランティア(ウィキペディアン)によって行われています。実は、ウィキペディアを運営しているのは企業ではありません。運営主体は「ウィキメディア財団」というアメリカの財団で、本部はサンフランシスコにあります。ウィキペディアは国ではなく「言語」ごとに分かれています。たとえば日本語版ウィキペディアはアメリカの財団が運営するウェブサイトの一部で、日本語を使えるウィキペディアンが自主的に管理しているという関係です。
 
こういう関係なので、令和3年現在、日本国内にはウィキペディアを管理する法人はありません。これは何かあった時に「組織」としてウィキペディアンを守れないということでもあります。万が一にも報道に間違いがあって相手から訴えられた場合、いざとなったら利用者個人に莫大な法的リスクが降りかかる危険性があります。そのため法的リスクには慎重にならざるを得ないのです。なので具体的には名誉棄損、プライバシーの侵害、著作権侵害についてはウィキペディアンは非常に厳しいです。'''法的リスクが高いと判断された場合には、たとえ内容が事実であっても情報を消去する場合があります。'''
 
あとは情報のバランスの問題です。大きいと「記述のバランスを乱した」と見なされて情報が消去される場合があります。たとえば、ある地域に関する記事で「概要、歴史、地理、人口、施設」などの中に「〇〇町で交通事故があった」的な記述が、それも大量に入ってくるとどうでしょうか。「概要、歴史、地理、人口、〇〇町で起きた交通事故(マジで大変でした。場所は〇〇町のファミマ。事故の顛末は……(中略)。またぶつけたのは高齢者でした。以後、高齢ドライバーの問題点について……)、施設」となって、明らかにバランスが狂ってくるのが分かると思います。