「高等学校古典B/大鏡」の版間の差分

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『大鏡』(おおかがみ)は、平安時代後期の一〇〇〇年~一一○○年ごろに書かれ、平安時代の藤原道長など、摂関家(せっかんけ)として'''藤原'''(ふじわら)氏の一族が権勢を持っていた時代についての歴史物語。
そーゆーこと
作者は未詳。
作品の内容が、藤原一族の権力抗争のための行動については批判的であり、また作品が宮中の内情に詳しいことから、おそらく作者の立場は、藤原氏を批判的に見る立場にあった貴族または教養人であると思われる。
 
文体は、'''和文体'''である。歴史の記述のしかたは伝記ふうであり、ある時代の天皇の伝記(これを本紀(ほんぎ)という)、または主要人物の伝記であり(これを列伝(れつでん)という)、いわゆる'''紀伝体'''(きでんたい)である。
 
『大鏡』よりも前の時期に『栄華物語』(えいがものがたり、栄花物語)が書かれた。『栄花物語』の内容は、藤原氏を、ほめたたえる内容。
 
『大鏡』、『今鏡』(いまかがみ)、『水鏡』(みずかがみ)、『増鏡』(ますかがみ)の四つの歴史物語をまとめて「四鏡」(しきょう)と言う。
「四鏡」とも歴史物語。『大鏡』は、四鏡の中で最初に書かれた。
 
「大鏡」の「鏡」とは、上質の鏡が物を映し出すように、『大鏡』で歴史の真実を映し出そうという意図のようである。
 
== 三船の才 ==