「コンピュータ技術概要」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
3 行
1バイトの情報は256通りの状態を区別し得る。この256通りの情報を符号なし整数、もしくは符号付き整数と解釈することが可能である。符号なし整数は256通りの情報を0~255の数値だと解釈する。符号付き整数は最上位のビットが1である2進数値を負数と解釈する慣習であり、1バイトを-128~127と解釈する。この慣習は複数バイトの整数値でも同様である。1バイトの情報はまた[[w:ASCII|アスキーコード]]だと解釈することもできる。いずれにせよこれらは数値に対して人間が加える解釈であると見るのが正しい。
 
実数を表現するには[[w:浮動小数点数|浮動小数点]]を用いる。浮動小数点と言うからには[[w:固定小数点数|固定小数点]]もあり、こちらの方は簡易的なものを自前で実装することも可能である。整数部を何ビット、小数部を何ビット、という形で表すのが固定小数点であるのに対し。浮動小数点は何ビットの何ビット乗という形で表す。加減算に強いのが固定小数点で、乗除算に強いのが浮動小数点であると言えるが、いずれにせよ一つの数値を表すために使えるビット数有限であることをまずは知ることが肝要である。