「コンピュータ技術概要」の版間の差分

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===数値===
 
「バイト」で検索してもアルバイトしか出てこないけれど、まあ何キロバイト、何メガバイト、何ギガバイトという時の「バイト」である。これは8ビット数値のことを言う。1バイトは8ビットである。8ビットは2進数で8桁の数値である。2進数で8桁の数値は16進数では2桁の数値となる。2進数は0と1を用い、10進数は0~9を用い、16進数は数字が足りないので0~9に加えてA~Fを用いる。
 
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実数を表現するには[[w:浮動小数点数|浮動小数点]]を用いる。浮動小数点と言うからには[[w:固定小数点数|固定小数点]]もあり、こちらの方は簡易的なものを自前で実装することも可能である。整数部を何ビット、小数部を何ビット、という形で表すのが固定小数点であるのに対し、浮動小数点は何ビットの何ビット乗という形で表す。加減算に強いのが固定小数点で、乗除算に強いのが浮動小数点であると言えるが、いずれにせよ一つの数値を表すために使えるビット数は有限である。
 
===情報===
1バイトの情報を[[w:ASCII|アスキーコード]]だと解釈することもできる。これらは数値に対して人間が加える解釈であると見るのが正しい。コンピュータは簡単に「万能の活字技術」だと思っていてよい。CPUの処理するもの、メモリの内容物、ファイルの中身、通信網でやり取りされるもの、いずれもビット列、バイト列である。無味乾燥なビット列、バイト列に対して共通の意味を定め、そのやり取りと処理を自動化するのがコンピュータであると言える。