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=== 江戸時代の学問 ===
:戦国時代までの学問は主に寺院で、僧侶などにより、仏教や中国の古典が研究されていましたが、江戸時代になると、様々な階層の人々の研究が見られるようになります。
:幕府が公認していた学問は'''儒'''のうち'''朱子学'''と言われるもので、幕府のほか各藩で教えられました。その他、中国の古典が研究されました。
:一方で、日本の古典についても研究が進み、'''国学'''が成立しました。国学の成立に大きく貢献したのが'''本居宣長'''です。国学は、のちの「'''尊王攘夷'''」の考えに影響します。
:鎖国をしているので、ヨーロッパの文化には直接触れることはできなかったのですが、オランダ語の書物を出島をとおして、手に入れることができ、これを訳して読むことで、当時急速に進みつつあったヨーロッパの科学に触れることができました。このような学問を'''蘭学'''と言います。'''杉田玄白'''らはオランダ語の医学書を翻訳して『'''解体新書'''』をあらわしました。