「ゲームプログラミング」の版間の差分

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=== プロトタイプ ===
ともかくゲームでは、曲や絵がよくても「なんかゲームとしてはイマイチ」という現象も起こりえます。(ゲーム企業では、この事態を防ぐために、ゲーム制作の初期段階ではイメージイラストなど簡略なイラストだけでプログラム中心のゲームの試作品('''プロトタイプ''')を幾つも作ったりして、その いくつもある試作品のグループの中から面白い作品だけを商品化の候補に選んで、さらにプログラムがある程度の完成度になってから、本格的に商品化を決めていって、そしてイラストや音楽などを本格的に作り込んでいく/発注していく等、という感じの製作手順になっています。)
 
書籍『ゲームプランナー入門』(吉冨賢介 著)によると、ゲーム業界では、企画書に書かれたゲームが本当に面白いかどうかを確認するために、「プロトタイプ」が作られます<ref>吉冨賢介『ゲームプランナー入門』、P17</ref>。
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プロトタイプの段階で制作に主に関わるのはプログラマーですが、企画の意図を説明するためにプランナーも関わります<ref>吉冨賢介『ゲームプランナー入門』、P17</ref>。
 
文献『ゲームクリエイターの仕事 イマドキのゲーム制作現場を大解剖』によれば、イラストレーターは、プロトタイプの前段階あたりでイメージイラストなどを提供してスタッフ同士でイメージ共有させるのが仕事です<ref>吉冨賢介『ゲームプランナー入門』、P18</ref>。一方、プロトタイプの段階では、イラストレーターの仕事は、グラフィック案の提案などに留めるようです<ref>蛭田健司『ゲームクリエイターの仕事 イマドキのゲーム制作現場を大解剖』、翔泳社、2016年4月14日 初版 第1刷 発行、P56</ref>。サウンドも同様、プロトタイプの段階では、曲調を固めていく段階です<ref>蛭田健司『ゲームクリエイターの仕事 イマドキのゲーム制作現場を大解剖』、翔泳社、2016年4月14日 初版 第1刷 発行、P56</ref>。